読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2007年07月25日 [書籍の類]

梟の朝 山本五十六と欧州諜報網作戦

  • [著] 西木正明
  • [刊] 文春文庫
  • [入手経路] 古本
  • 俺満足度:☆☆☆☆

葛飾納涼花火を見てきた。当初予定より人数がずいぶん減って、結局けむん(御茶電代表)とサシ飲みだった。花火を眺めながら2人で生ビール16杯+α。バカだな。

んで。イタリアの山中でパルチザンに殺された光延東洋を中心に東機関の動きを追ったような追わなかったような中途半端な小説というかなんというか。冒険家ハロルド・ティルマンの遺した言葉をきっかけに光延や須磨弥吉郎を調べた、という私小説的な構成だったんだけど、軸になるストーリーがはっきりしない。どこまで事実でどこからフィクションなのかもはっきりしない。

中途半端の一言に尽きる。