読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2003年09月07日 [書籍の類]
蝶の戦記 (下)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 手持ち
俺満足度:☆☆☆☆☆

なおも池波処分シリーズ攻略中。

んで。下巻はほぼ予想通りの展開。謙信死んだ。姉川で信長を討とうと思ったけど失敗した。負けた。以上。こんなもん面白いわけがない。あとがきにショッキングなことが書いてあった。「私の[忍びの術]は、奇想天外なまねをするわけではなく、忍者として出来る限りのことしかさせない」のだそうだ。あれだけ人間離れした忍者が「奇想天外」ではないと。あれが全て「出来る限りのこと」だったと。いやいやいや、あんたの忍者は、どこから見ても十分「奇想天外」だよ!

池波の忍者物がなぜ駄作揃いなのか、理由がわかった気がした。

■2003年09月05日 [書籍の類]
蝶の戦記 (上)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 手持ち
俺満足度:☆☆☆☆

ちょっと時間があいてしまった池波処分シリーズはまたもや忍者物。

んで。甲賀の女忍者・於蝶が謙信公のために信長を敵に回して一働きという話。前回からのインターバルが功を奏したのか、上巻はどうにか怒らずに読み切れた。内容はほとんど空っぽ。バカバカしくてまともに読んでらんないから基本的に斜め読み。読み終わるのが早くていいんだけど、そこまでして読む価値はないわな。時間をドブに捨ててる俺。

この調子だと下巻も期待薄だ。

■2003年09月02日 [書籍の類]
魔術はささやく
  • 宮部みゆき
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

現代物の短編集がイマイチだったので今日は長編に挑戦。

んで。夕方から読み始めたら先が知りたくなっちゃって結局そのまま読み切った。オーソドックスなミステリーという印象だったけど、犯人がわかった後にもう1つ盛り上がりがあってそこそこ楽しめた。でも正直そんなにビックリするほどじゃない。あ、女の子キャラが萌えだった。

次は『火車』あたりを読んでみたいところ。ウチの店には入ってないだろうからブックオフで探してくるか。

■2003年09月01日 [書籍の類]
地下街の雨
  • 宮部みゆき
  • 集英社文庫
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

本日2冊目となる宮部の現代物を読み終わり。

んで。短編集『地下街の雨』は駄作揃い。SF風の不思議な展開でこの後どうなるんだろうと期待していると決まってオチが安易。このへんは集英社文庫だからしょうがないのか。集英社じゃ面白い作品を引っ張ってこれないもんなぁ。

こうして宮部の現代物を2冊読んでみたが、短編に関しては時代物のほうが断然面白いと思う。現代物の長編に期待。

■2003年09月01日 [書籍の類]
我らが隣人の犯罪
  • 宮部みゆき
  • 文春文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

今日も今日とてダラリと読書。

んで。宮部のデビュー作らしい本を読んでみた。そういえば宮部の現代物を読むのは初めてだな。表題作ほか全5本収録の短編集で、とにかく軽く読めた。もう軽すぎるくらい軽くてほとんど印象に残ってないけど、読んでる時はそこそこ楽しかった。ような気がする。かも。

宮部の現代物って全部こんな感じなのかな。ちょっと期待外れ。

■2003年08月31日 [書籍の類]
御宿かわせみ (10) 閻魔まいり
  • 平岩弓枝
  • 文春文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

雑誌2冊を読み終わった勢いを駆って『かわせみ』も読み終わり。

んで。第10巻の見所は源さんの祝言に尽きる。こういうめでたい話は読んでて幸せな気持ちになるのでとてもよい。

今回をもって『かわせみ』はちょっとお休み。また他の小説(主に池波)に飽きたら戻ってくる予定。

■2003年08月31日 [雑誌の類]
SECURITARIAN2003.9月号
SECURITARIAN (2003.9月号)
  • 防衛弘済会
  • 月刊誌
読んダラ通算10号目

続けざまに本日2冊目の雑誌を読み終わり。

んで。『セキュリタリアン』の特集は人さらい戦隊 地連ジャー。いつの世も軍隊のリクルートは大変なようでお疲れさまです。ガンガレ自衛隊。ガンガレ地連ジャー。

お気に入り連載の「ウェポン・インストラクション」は衝撃波について。どうも世の中には「マッハシステム」という特殊な衝撃波があるらしい。詳しいことは書いてなかったんだけど、なんかカコイイ。マッハシステム。うむ、カコイイ。

■2003年08月31日 [雑誌の類]
Newton2003.10月号
Newton (2003.10月号)
  • ニュートンプレス
  • 月刊誌
読んダラ通算11号目

月末はとにかく雑誌。片付けられるものから片付ける。

んで。まずは『ニュートン』。特集「もう一つの宇宙」は、あまり期待せずに読んだら、宇宙初期の陽子と中性子とか恒星の核融合反応のあたりが予想外に興味深かった。でもどちらかと言えばハズレだ。

今月号で一番面白かったのは「声紋」の記事。声ってのは案外シンプルだった。スッキリしなかったのは「透明半導体」に出てきたn型とp型の半導体。電子と電流の動きがよく思い出せない。昔は理解していた気がするだけに悔しい。

■2003年08月28日 [雑誌の類]
PANZER2003.9月号
PANZER (2003.9月号)
  • アルゴノート社
  • 月刊誌
読んダラ通算9号目

買ったり買わなかったりする『PANZER』。今月号は買ってあげた。

んで。特集は「陸上自衛隊の96式装輪装甲車」。陸自装備の号は買わねばならんのだ。96式は格好いいんだけど各部に不慣れとしか思えない点が見え隠れ。車体側面の窓なんか見るからに危ない。この窓、試作時だけの予定が間違って量産車にもつけちゃったという噂があったね。車体底面も逆V字になってた。地雷防御への影響はないんだろか。そしてなにより問題は調達価格。安さが取り柄の装輪なのに高ぇー。さすが国産。

特集以外が読めたもんじゃないのはお約束。最初から期待してないから腹も立たん。

■2003年08月28日 [書籍の類]
御宿かわせみ (9) 一両二分の女
  • 平岩弓枝
  • 文春文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

本日も『かわせみ』読み終わり。

んで。まったり捕物帖なんだけど、軽く推理入ってるから先が知りたくて楽しく読める。でもホントはたまにある悪いヤツが出てこない回が好き。ホッとする。やっぱり江戸は人情だなぁ。

『かわせみ』は5冊を区切りにするつもりだから、あと1冊読んだらまたしばらくお休みに入る予定。