- 野中郁次郎
- 中公新書
- 古本
来月から通勤再開の運びとなった。短い秋休みだったなー。おかげでFF11以外、なにもできなかったじゃないか。あと2ヶ月くらい休みでもよかったのに。
んで。アメリカ海兵隊の歴史を非常にザックリと追ってみた本。前半は文章力が不安定で読みにくかったけど、中盤以降は著者が慣れたのか俺が慣れたのか、なんとか普通に読めた気がする。ただ副題にもなってる組織の自己革新云々という結論は、まるで取ってつけたようで説得力どころか意味すら感じられなかった。
だからなに? という以外に言葉が思い浮かばない。

手が邪魔なの
- 藤木俊
- 小学館
はいっ!!
(なぜか貧乳じゃない女子柔道部員が湯船の中で元気良く立ち上がりながら。)
サンデー本誌に藤木俊情報。すかさず増刊をゲトだぜしてみたら、期待していた以上に神々しい光を放つロリ女子柔道部員の姿がそこに……全俺が泣いた。全俺の息子も涙した(先っちょから)。この感動、全人類に伝えねばなるまいて。これでもしオパーイがDカップじゃなくAカップだったら、ノーベル平和賞を授与されちゃってたぜ?
だって藤木俊が…オパーイのサイズは置いといて……裸の…ショートカットで……ショート…藤木俊の描くショートカット大好きだぁぁぁ! ああぁ、あかねタソ…あかねタソ……貧乳新連載祈願うっ(;´Д`)ハァハァ
- マーティン・C・アロステギ/平賀秀明(訳)
- 朝日文庫
- 古本
質尼がオワタので、ダメ元でKKRの無料ゴールドに挑戦したら通っちゃった。一瞬でも加入したことがあればいいとは、なんとも太っ腹だなー。
んで。世界の特殊部隊の話。SASがメインで、その他にGIGNとかSEAL、GSG-9なんかがちょこっと。特殊部隊の連中がドMだということはかろうじてわかったが、文章が精神分裂気味で話があっちこっちに飛びまくり、とても読めたもんじゃなかった。翻訳も文才なさすぎ。ひたすらツラかった。
興味のない分野なら面白くないのもわかるんだけど、この本の場合、興味のあるネタなのにつまらなかったんだから救いようがない。今年のワースト候補筆頭。
- 手嶋龍一
- 新潮文庫
- 古本
ノーベル物理学賞を日本人が独占、というニュースが流れてて感動しそうになったんだけど、よく見たら外人が混じってるじゃん。日本人みたいな顔した外人が。報道は正確に頼むよ。
んで。FS-X(現F-2)の機種選定&開発における日米同盟、ってゆーかアメリカ議会の話。日本に技術を渡したらアメリカの航空機業界が危ないと考えた議員がいたから議会が紛糾したんだってさ。取り立てて面白い視点があるわけでもなく、軍事技術に明るいわけでもなく。超どうでもいい一冊。
機種の表記にハイフンが入ったり入らなかったりで統一感がないところもダメだ。
- 藤岡信勝
- 文春文庫
- 古本
質尼終了のお知らせがキタ。けっこう気に入ってたのに1年半で終了とは。次のカードは還元率とかどうでもいいから、とにかく存続してくれるヤツにしようと思う。
んで。新しい歴史教科書をつくる会の現会長が10年くらい前に書いた本。イデオロギーはお腹一杯なので時間かかったよ。対サヨク戦のプロフェッショナルの書いたことだけあって、理路整然とした突っ込みは小気味よかったと思う。でもバカ相手の論争にそこまで一生懸命にならんでも。
胡散臭さ満点のつくる会だけど、気のない応援はしているよ。敵の敵は味方という点のみで。
- 本田靖春
- 文春文庫
- 古本
コトノハという名の御茶電が新作ゲームを作り始めたらしい。いい作品になることを祈ってるよ。そんでじゃんじゃん稼いで早いとこ俺を雇ってくれることを祈ってるよ。頼むよ。
んで。時は1977年、全国の二流~三流登山家を集めてK2を攻めてみた話。アタックメンバーに入れる保証もないのに仕事を辞めて参加しちゃうし、みんな超わがままだから人間関係ギスギスだし、山男っていろいろスゲェよ。同行した撮影クルーの根性もなかなか。
そんなこんなで話自体はアツかったんだけど、文章が下手で台無しというオチ。
- 矢貫隆
- 文春文庫
- 古本
秋休み突入。とりあえずFF11。遅いPCなら釣りが簡単って聞いたので、Duron600+Radeon7200で試してみたら苦労してたバストアブリームを超余裕で削り切れた。クライアント依存恐るべし。
んで。自殺を図ったけど助かっちゃった人にいろいろと聞いてみた話。うつ病その他の心の病気で武士道とは死ぬことと見つけてしまい、ついカッとなってやったパターンが多かった。反省はしていたりいなかったり。なんにせよグダグダしてて面白くなかった。
得るものの少ない一冊だったが、唯一の教訓はあれだ。お前ら死ぬなら確実に死ね。
- 奥野修司
- 文春文庫
- 古本
膝が痛し。言わん方なく痛し。でも昨日よりは落ち着いてきたような気がするので、これなら病院に行かなくてもいいような気がしてきた。このまま治っちゃうような気がする。治れ。
んで。琉球の病院で赤ちゃん(♀)が入れ替わってたので6才の時に交換したら大変だった話。片方の親がDQNだったので、まともなほうの親が2人とも立派に育て上げたというオールorナッシング的ハッピーエンドだった。長い話だったけど、要するに愛情と知性が重要ってことだな。
そりゃ、いくら血が繋がっててもDQNはイヤさ。
- 柴田鉄治
- 岩波新書
- 古本
右膝の古傷が急激に悪化。普通に歩くのすらツラい。っつーか普通に歩けない。いよいよ手術しかないのやもしれん。でも手術って痛そうだよね。注射とかされそうだよね。悩む。
んで。科学絡みの事件事故と報道の話。脳死臓器移植とか薬害エイズ、水俣病あたりを取り上げてだな、今になって考えるとあの時の報道はこうあるべきだったかも知れない、的なことがつらつらと。すごく面白かったわけではないけど、なんかそれなりに読めた。
ただし。朝日新聞の人間にマスメディアを語る資格はないわな。お前のところが一番酷い。
- 高山文彦
- 新潮文庫
- 古本
この週末はFF11しかやってない気がする。なんで今になってこんなにハマってるんだろか。ま、楽しいからいいんだけどさ。誰にも迷惑かけてないし。
んで。酒鬼薔薇慎一郎くんの出自を追ってみた話。なんとゆーか、本人の壊れっぷりもさることながら、親のDQNっぷりも大したもんだ。ゴーストライターに書かせてまで本を出すような人たちだし。蛙の子は蛙、ダメな親からダメな子供が生まれるのは自然の摂理なんだな。この事件に限らず、未成年者による犯罪は親の責任も問うべき。
そこそこ面白かったんだけど、欲を言えば少年Aくんの一家がその後どうなったかも書いてほしかったよ。野次馬だから。









