そんなこんなで読んダラ日記が初めて迎える年越しはオープンしてわずか2ヶ月なので感慨もなく。でもせっかくだから読んダラ日記の0年目を振り返ってみる。
・書籍:10冊
・雑誌:10冊
雑誌が月5冊計算というのはちょっと多い気がするけど、2ヶ月じゃよくわからん。本番は来年からということで。
2003年もダラリと読むよ。んではまた来年。
- 馳星周
- 角川文庫
- 借り物
あんまりこういう類の小説は読まないんだけど、なんとなく読んでみた。
んで。予想に反してけっこう面白かった。一気に読んじゃった。キーワードはハードボイルド。あと新宿。文章が淡泊すぎて会話部分で誰がなに言ってんのかわかりにくい面があったけど、気にせず読み進めたら問題なかった。
新宿ってこんなに怖い街だったのかー。
- 幻冬舎
- ムック
なんとなく読んでる『わしズム』はゴーマニズムが若干ウザいけど読み物として面白いかも。
んで。潮匡人氏の「若者の軍事学」って連載がいい感じ。今まで漠然としてた点を的確に説明してくれてる。それから橘玲氏の「世界一簡単な税金の話」も面白い。税金ってこういうものだったのかと目からウロコが落ちた。
次は2月末の発売だそうだ。またなんとなく買う気がする。
- 松岡久光
- 三樹書房
- 新本
久しぶりに単行本を読んだ。もっと時間かかるかなーと思ったら案外スラスラと読み終わってしまった。値段を考えるとちょっともったいない。
んで。烈風の本を読んだのは初めてだったから普通に楽しめた。実は半分くらい三菱エンジン史だったけどエンジン好きだからいいや。個人的にエンジンと言えば中島に限ると思うんだけど、なんか三菱もイケてるような気がしてきた。A20よさげ。なんでもかんでも誉じゃダメなのかもしれん。
それにしても烈風はいい。スタイルがいい。もう少し上手いことやって1回くらいは実戦に出してほしかったよ。そこそこ戦えたような気がするのだ。宿敵ベアキャットにはボロ負けだったろうけど。
- 白夜書房
- 隔月誌
昨日今日と仕事中が異常にヒマだったので雑誌を読んだ。いつも通りとも言えるが。
んで。隔月で出るようになった『ハッカージャパン』よ。スパーハカーになりたいわけじゃないんだけど創刊から読んでるので一応。セキュリティ関連の勉強になってる気がする。あとオモシロくだらない記事が多数なのでよい。理解できない記事も多数なのはよくないけど。
今号は俺のお気に入り連載「プロジェクト×(バッテン)」が特によかった。お題はエニグマ! なーるほど、こーゆー暗号だったのか。スゲェぜ。
- 麻生幾
- 講談社文庫
- 新本
というわけで読み終わった。
んで。とりあえず『亡国のイージス』よりは堅かった。って比べるものじゃないのかな。組織の名称とか行動なんかがそれっぽくてよかった。俺にはドコまでホントでドコからウソだかわからないけど、諜報部隊とか出てくるだけでカコイイ。
ただ細かいところでいい加減な記述が気になった。レンジャー隊員の持ってる武器がいつの間にか変わってたり、陸曹が64式で9mm弾を撃ちまくったり、コブラがレーダーつんでたり。上巻では静止衛星が高度3万メートルを飛んでた。ま、面白かったからいいか。
実際こんな状況になったら自衛隊はなにを出来るんだろか。けっこう動けないような気がして怖い。そういや公明党が防衛省格上げに理解って新聞に書いてあった。これで少しは動けるようになる?
- 麻生幾
- 講談社文庫
- 新本
やっと雑誌のノルマを達成したので次の雑誌が出るまでの間に小説を読める。
んで。ついに読み始めました『宣戦布告』。映画は情報量不足でつまんなかったんだけど、原作は面白い。組織の名称とか用語とか、どこまでホントでどっからウソかわからないところがよい。こういう警察とか自衛隊が出てきまくりな話は好き。
ただ会話部分がわかりにくかった気がした。間違いも散見。ストーリーの根幹には影響のない箇所だったけど、せっかくの「完全版」なんだから修正しといてほしかった。面白いからいいけど。
さてさて下巻も楽しみよ。
- ニュートンプレス
- 月刊誌
今月は第1週で雑誌ノルマを達成してしまった。素晴らしい。
んで。『ニュートン』は今月も興味深く読めた。一時は完読するのが非常にストレスフルだったけど最近はむしろ読みたい気分。科学ってのは素晴らしいものですな。特に今回は特集が宇宙だったのでいとおかし。あと昆虫ロボットの記事がよかった。昆虫の行動アルゴリズムって面白い。もっといろんな昆虫について調べてください。
次号の特集も宇宙らしい。早く読みてぇッス。