2006年11月17日 の日記
■2006年11月17日 [書籍の類]
モリさんの釣果でごちそう
- 盛川宏
- 講談社文庫
- 古本
俺満足度:★☆☆☆☆
帰宅が早いと読書時間が増える。ビール飲みながらダラダラ読んでたら1冊終わった。
んで。大昔に読んだ『釣ったら食べなきゃ』かなんかが面白かった記憶があるので読んでみた。全くダメだった。とりとめなく続く釣りと魚の話は基本的に押しつけがましい。加えて文章力低め。釣った魚は必ず食べるという考えには賛同するけど、取り上げてるネタがどうにもつまらん。ここがダメあそこがダメという明確な点すら存在せず、ただただ全部つまらない。釣りと魚の本なのに釣りに行きたくもならないし魚を食べたくもならないんだから終わってる。
昔読んだイメージとずいぶん違うなぁ。
■2006年11月17日 [書籍の類]
日本の漁業
- 河井智康
- 岩波新書
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
苦闘の末トラブルの再現性を解明したので、ようやく勤務が通常態勢に戻った。今日は5時間だけ働いてサクッと帰宅。ラクでいい。
んで。流れのまま水産モノ。94年刊行ということは俺が水産学を勉強してるふりをしていた頃の本ということになる。当時は水産に興味なかったから全然知らなかった。中身は日本漁業の置かれている状況とか問題点とか将来への提言とか雑感とか、要するに漁業概論。資源量の計算が荒っぽい、漁具漁法の話がない、といった問題はあったけど、論旨は明快で比較的読みやすかった。試験も単位も気にしなくていい今、水産学など恐れるに足らない。
俺は全く知らなかったが、ググったら実は魚種交替論を提唱した有名な先生だった。護憲派のアカだった。息子に刺し殺されてた。さすがアカ。