読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年11月17日 [書籍の類]
日本の漁業
- [著] 河井智康
- [刊] 岩波新書
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★★★☆☆
苦闘の末トラブルの再現性を解明したので、ようやく勤務が通常態勢に戻った。今日は5時間だけ働いてサクッと帰宅。ラクでいい。
んで。流れのまま水産モノ。94年刊行ということは俺が水産学を勉強してるふりをしていた頃の本ということになる。当時は水産に興味なかったから全然知らなかった。中身は日本漁業の置かれている状況とか問題点とか将来への提言とか雑感とか、要するに漁業概論。資源量の計算が荒っぽい、漁具漁法の話がない、といった問題はあったけど、論旨は明快で比較的読みやすかった。試験も単位も気にしなくていい今、水産学など恐れるに足らない。
俺は全く知らなかったが、ググったら実は魚種交替論を提唱した有名な先生だった。護憲派のアカだった。息子に刺し殺されてた。さすがアカ。