- 半藤一利
- PHP文庫
- 古本
今月末で契約終了だったはずが、唐突に延長キボンされたので冬休みがなくなった。シェルスクリプトとPerlがメインの予定だから嫌じゃないけど、冬休みがなぁ。
んで。ガダルカナル戦の顛末。鼠輸送の駆逐艦を逐一紹介する反面、陸上戦闘にはほとんど触れてなかったりと、微妙にバランスの悪い内容だった。でもまぁそれなりに読みやすかったのでPHP文庫にしては上出来と言える。
この人は昭和天皇大好きなようで、とかく持ち上げまくり。逆にエリート軍人は大嫌いなようで、さんざん貶してた。特に辻政信については相当辛辣なことをサラリと書いてて微笑ましかった。
- 千早正隆
- 中公文庫
- 古本
受け入れ試験フェーズを抜けて心晴れやか。次の作業はインストールスクリプト作りのはず。ここからは楽しく仕事しちゃうぞ。
んで。連合艦隊参謀の中の人による連合艦隊史、下巻はガダルカナル撤退戦からスタート。いきなり日本オワタ。連合艦隊もボロボロで、見せ場らしい見せ場もなく無事敗戦を迎えた。上巻に比べて連合艦隊の動きが低調な分、文章力のなさが際立っちゃって読みづらかったよ。
アメリカは提督のニックネームがセンスいいよなぁ。ブル・ハルゼーとか31ノット・バークとか。こんなヤツらに日本が勝てるわけなかったんだよ。知らんけど。
- 千早正隆
- 中公文庫
- 古本
福原愛は村山実の生まれ変わりだと思う(顔が)。卓球よりザトペック投法が似合いそう。
んで。連合艦隊参謀の中の人が書いた連合艦隊史。日露戦争の話がちょろっとあって、そこから大東亜戦争に突入。上巻の間くらいは勝ち戦が続くかと思ったんだけど、アッという間にミッドウェーで負けて連合軍が反撃開始。ガ島戦に突入したところで下巻に続く。
文章は大して上手くない、っつーかむしろ下手だけど、簡潔でわかりやすいから許す。これなら下巻もストレスなく読めそう。
- 源田寛
- 文春文庫
- 古本
職場も仕事内容も同じなのに、なぜか契約形態が業務委託から派遣に切り替わった。おかげで取ってもいない休憩時間を差っ引かれたりして実質単価ダウン。人生って厳しいなぁ。
んで。また源田サーカスの中の人。自分が航空参謀をやって成功“させた”真珠湾作戦の話だけに、そうでなくても荒い鼻息がますます荒い源田実。自慢と美談の連続でお腹一杯っつーか胸焼け気味だ。身贔屓に文字数を費やした分、作戦そのものについては内容薄めで残念。
源田先生がどんなに自慢しようと、真珠湾攻撃がこれ以上ない戦略的大失敗だったことに変わりないわな。
- 源田寛
- 文春文庫
- 古本
5ヶ月ぶりに彼女(はーたん5才)の家に押し掛けてお年玉をあげたり酒を飲んだりしてきた。はーたんは大きくなったら俺と結婚するらしいので、兄ちゃん今からwktkだ。
んで。源田サーカスの中の人が書いた本。大東亜戦争における海軍航空隊の活動のあらまし、と思わせておいて実は著者の自慢話というオチだった。勝ち戦は自分の功績だけど負け戦は他人事、みたいな雰囲気が感じられて白けた。
作戦指導に関しては興味深い話があったけど、どうにも調子よすぎて信用ならない源田実。
- 第204海軍航空隊(編)
- 朝日ソノラマ新装版戦記文庫
- 古本
あけよろ。既に松の内も過ぎ仕事も始まっているわけだが、とにかくあけよろ。
んで。ラバウルにおける二〇四空の部隊史というかエピソード集というか、そういう類のもの。いろんな人が持ち寄った記憶をただ並べたような感じで、まとまりを欠いてた。文章も下手。実際に誰が書いたのかは不明だが、多分に素人仕事っぽい気がするよ。よかったのは表紙だけ。
初読みがこれでは先が思いやられるぜ。2008年は低調な年になる予感。