2008年03月 の日記
■2008年03月31日 [書籍の類]
ハイテク開発の魔術師たち
未踏技術に挑む
- 前間孝則
- 講談社文庫
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
ちょっと声優デビューしてきた。面白かった。これからは清純派アイドル声優を目指そうと思った。応援よろすく。
んで。80年代後半くらいの先端技術物。前世紀のローテクぶりを拝見させてもらおうか、なんてつもりで読んでみたら、これが案外バカに出来ない。時代を感じたのはカーナビくらいのもので、ニューロコンピュータとか高温超伝導は今もほとんど進展してなさげだし、スペースプレーンに至ってはむしろ後退してそうな勢いだ。やるな、20世紀科学。
もっとガンガレ21世紀の俺たち。20世紀に負けるな!
■2008年03月27日 [書籍の類]
はやぶさ
不死身の探査機と宇宙研の物語
- 吉田武
- 幻冬舎新書
- 新本
俺満足度:★★★☆☆
この時期に至るも、未だ来月の仕事の話はない。これは春休み続行の公算大。やったー。
んで。久々の新本は小惑星イトカワに着陸して故障した探査機の話。序盤はゾクゾクするほど面白かった。でもその後の宇宙研と糸川博士の話が長くて一気に盛り下がった。説教じみた教育論も邪魔。別に著者が宇宙研マンセーでも構わないが、そういうのは余所でやってくれ。横書き左開きにした意味もわからん。要らんことすんな。
せっかく「はやぶさ」プロジェクトとM-Vロケットの話は面白かったのに、もったいない。
■2008年03月23日 [書籍の類]
責任
ラバウルの将軍今村均
- 角田房子
- 新潮文庫
- 古本
俺満足度:★☆☆☆☆
自堕落放題の春休みを満喫中の俺さ。この麗らかな季節に仕事なんてナンセンス。だって鼻水が毎分4リットル。
んで。軍人物ってことで今回は今村均に挑戦。名前くらいしか知らなかったが、なんだかとっても立派な人だった。うん、今村将軍は素晴らしかったんだ。でも全く楽しめなかったのは要するに作家のせい。俺、この人の文章ダメだわ。メリハリなさすぎ、睡眠導入効果ありすぎ。数ページ読んだだけで眠っちゃうんだもん。3週間以上かかるわけだよ。
もう軍人物は読みたくないな。ちょっと流れを変えよう。