2009年05月 の日記
■2009年05月29日 [書籍の類]
怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか
  • 黒川伊保子
  • 新潮新書
  • 古本
俺満足度:★★★★

ひとまず本日で今月の通販は締め。先月から始めたばっかりの商売だけど、今月は初の黒字を達成した。月間利益800円。死ぬかも。

んで。言葉の音そのものにクオリアが存在しているという話。別に怪獣談義ではない。けっこう説得力があって興味深く読めた。思わず声が出る本。

確かにガオガイガーとか言われると強そうだもんな。見たことないけど。

■2009年05月26日 [書籍の類]
絶対音感
  • 最相葉月
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

ろくな収入もないくせに家を新築しようとしてるんだった。昨日、2回目の打ち合わせに行ってきた。無職でローン組めないから、必然的に一括払い。これから苦しくなるなぁ。

んで。絶対音感ってなんなの? 馬鹿なの? 死ぬの? という話。第4回小学館ノンフィクション大賞受賞作。脳の働きに関する部分が面白かった。音というものについての勉強にもなった。読み応えはそこそこ。

まぁ、誰が絶対音階を持ってようと知ったこっちゃないんだけどね。興味ないし。

■2009年05月19日 [書籍の類]
「四億年の目撃者」シーラカンスを追って
  • サマンサ・ワインバーグ/戸根由紀恵(訳)
  • 文春文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★☆☆

好調の書籍ネット通販。この5日間は売れに売れて、15件も注文があった。こんなんで食っていけるかバカ。

んで。シーラカンス発見を巡る人間模様。科学的な話はほとんどなく、ぶっちゃけ大層くだらなかったけど、書いたのが外人女ということを考えれば、そこそこ読めた。

でもさすが外人女、とんでもない大ネタも仕入れてた。鳥羽水族館のシーラカンス調査チームは、天皇の勅命で動いてたらしいよ。俺、日本人なのに知らなかった!

■2009年05月15日 [書籍の類]
シーラカンス はるかな古生代の証人
  • 上野輝彌
  • 講談社現代新書
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

好調展開中の書籍ネット通販。ろくに注文が入りません。交通費を払うと赤字なんだよ。悲しいね。

んで。魚類学的に見たシーラカンスのどうのこうの。魚類学とか系統学とかよくわかんねーけど、所詮シーラカンスも魚だから、わからないなりに楽しめた。

でもやっぱり俺は水産学のほうが好きだ。

■2009年05月14日 [書籍の類]
ブラックバスがメダカを食う 日本の生態系が危ない!
  • 秋月岩魚
  • 宝島社新書
  • 古本
俺満足度:★★★★★

ピースボート(笑)が海自に護衛してもらったらしいじゃない。お前ら自衛隊反対じゃなかったっけ? 恥ずかしくないの?

んで。ブラックバスがメダカを食うのは当たり前だろう。と思いつつ読んでみたら素晴らしい本だった。日本の内水面漁業が危機を迎えているというのに、なんて無力な俺。

キャッチ&リリース絶対反対! 食わないなら釣るな!

■2009年05月12日 [書籍の類]
すべての生命は海から生まれた どきどきわくわく動物愛情物語
  • 中村幸昭
  • PHP文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

池袋駅で販促やってたのでゲッサンを買ってみた。『あずまんが大王』が載ってた。なぜ?

んで。鳥羽水族館の偉い人による動物エッセイ。文章があまりお上手ではなく、話の繋がりがよろしくない。ところどころなにを言いたいのかわからなかった。

動物への愛情に溢れていた気はしたけど、面白かったかと問われれば明確にNOの意思表示。

■2009年05月07日 [書籍の類]
リアスの海辺から 森は海の恋人
  • 畠山重篤
  • 文春文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

絶好調展開中の書籍ネット通販。今日、始めて単日黒字が出た。260円。大丈夫か俺。

んで。三陸で貝を養殖しながら木を植える人が書いた自分史のような何か。海の話は面白かった。でも後半のスペインの教会の話は超絶つまらなかった。

魚介類の話だけでいいから。

■2009年05月01日 [書籍の類]
カツオ一本釣り 黒潮の狩人たちの海上生活誌
  • 若林良和
  • 中公新書
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

今さら始めた書籍のネット通販。時代に逆行してることはわかってる。だが、これで食っていかなきゃならんのだ。荊の道。

んで。大学院生がフィールドワークでカツオ船に乗ってみた話。漁業ネタというだけでそれなりに楽しめる俺だから、この本もそれなりに興味深かったけど、著者の専攻が社会学ってこともあって視点が微妙にヌルかった。

俺に言わせりゃ社会学なんて学問じゃねぇ。水産学やれ水産学。