2009年06月 の日記
■2009年06月30日 [書籍の類]
蜘蛛の糸・杜子春
  • 芥川龍之介
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

今月の通販は本日で締め。月間利益はというと17,000円。おお、先月比21倍だ。自慢にならねぇー。

んで。心の病気の人が書いたジュブナイルな短編集。なぜか素直に面白い話が揃ってた。この精神病患者、多少の才能はあったのかもわからんね。

でもあれだ。どうしても国語の教科書を連想しちゃうのがマイナス要素だわな。

■2009年06月29日 [書籍の類]
地獄変・偸盗
  • 芥川龍之介
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

片手間にネット通販で本を売りつつ、家の新築準備。こんなんだから儲からないんだろうな。わかっちゃいるんだ。

んで。心の病気の人が書いた平安時代物の短編集。半分はオチがなかったけど、覚悟してたよりは読みやすかった。これでちゃんとオチがあれば、もっと読める話が多かったと思うんだが。

でも、この精神病患者を少しだけ見直した。

■2009年06月23日 [書籍の類]
金閣寺
  • 三島由紀夫
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

そういや昨日は誕生日だったなー。何歳になったんだっけ。忘れた。

んで。吃りでメンヘラな坊主が金閣寺に放火する話。名作ということになってるらしいんだけど。えーと。いや、確かに前回の井伏鱒二に比べたら言葉遣いとか格好よかったからマシだと思うけど。それでも、どのへんが面白いのか説明希望。

やっぱ純文学無理。マジ無理。

■2009年06月15日 [書籍の類]
山椒魚
  • 井伏鱒二
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

書籍のネット通販をやり始めた、というとブコフ巡りかと思われがちなんだけど、ちゃんと問屋から仕入れてるんだよ。セドリじゃないよ。

んで。巻末の解説によれば名作揃いの初期短編集らしい。が、どれもこれも起承転結が全くないの。なにが言いたいのかわかんないの。どこがどう名作なのか、誰か俺に詳しく説明してくれ。

これが純文学ってやつなのか。

■2009年06月07日 [書籍の類]
坊っちゃん
  • 夏目漱石
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

少しずつ注文が増えてきた。交通費を払っても赤が出ないくらいには売れてる。でも、もう少し売れてくれなきゃ困るなぁ。

んで。四国の学校に赴任したけど上司にムカついたので殴って帰ってきた話。ヤマもオチもないのに面白いから困る。さすがに元千円札は格が違った。

これが文豪マジックなのか。

■2009年06月05日 [書籍の類]
佐竹義重 伊達も北条も怖れた常陸の戦国大名
  • 近衛龍春
  • PHP文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

自宅新築のため、引っ越し準備が着々と進行中。家中のそこかしこから大量の本が出土するわするわ。読んでから捨てるのがルールだから、処分に何年かかることやら。

んで。北関東の地方豪族の話。信長の野望に出てこないマイナー武将ばかりで、把握するのが大変だった。佐竹も決して弱小大名じゃないはずなんだけど、不運だったのは近所に政宗がいたことだな。人取橋以降は伊達の魅力全開で佐竹なにそれ? な状態。

なんというか、政宗のかませ犬乙。としか。