- 星亮一
- PHP文庫
- 手持ち
空自コスプレ大会に行ったりしてて本を読んでなかった間に、外国人は生活保護対象外なんていう最高裁判決が出てた。素晴らしい判断なんだけど、偽装離婚からの母子生活保護という俺の将来設計が大きく狂いそうで困る。
んで。ミッドウェーで飛竜に乗って頑張って死んだ人の話。なんとなく使えたイメージがあったからノンフィクションを期待して読んでみたんだけど、掘り下げ不足なのを想像で補完した安っぽい小説でガッカリだったよ。誰が聞いたわけでも記録に残ってるわけでもない著者の妄想による会話シーンが多くて、ぞっとするほど恥ずかしい。ま、PHP文庫の書き下ろしだと思えば諦めもつくが。
それにしても迫力ない顔してるな、山口多聞。
- 柳田邦男
- 文春文庫
- 手持ち
三鷹バス痴漢冤罪事件は高裁で逆転無罪が出たんだね。本当によかった。応援署名をした甲斐があったよ。それにしても地裁のキチガイ裁判官(倉澤千巖)は死んで詫びるべき。
んで。零戦が燃えた話、完結。なんか特攻してたら戦争終わったわ。そして感じる圧倒的な機械分不足! もっと零戦そのもの、それも機械としての零戦に焦点を当ててほしかったよ。機体もエンジンも頑張ってバージョンアップを重ねてたのに全然触れてくれないじゃん。Wikipediaに書いてない苦労話とか読みたかったのに!
思い返すと、一番面白かったのはグラマン社のエピソードだったような気がするなぁ。零戦の話なのに。
- 柳田邦男
- 文春文庫
- 手持ち
妻と仲良しだったフィリピン人♀が捕まっちゃったよ。偽装結婚って知ってたからいつかはこうなるだろうと思ってたけど、存外早かったなー。ウチもバレないように気をつけなきゃ。
んで。零戦が燃える話その5。米軍がノリノリのお年頃。日本海軍はと言えば、台湾沖港空戦とレイテ沖海戦でろくな戦果もないまま航空隊と連合艦隊を壊滅させていよいよジリ貧だ。戦争もいよいよ終盤で悲壮感ばかりが漂ってるねぇ。零戦も彗星も天山も一度出撃したら戻ってこないよ。これは負けるかもわからんね。
それにしても圧倒的な機械分不足! 零戦のマイナーチェンジについて一切触れてくれねぇ。戦局よりそっちのが重要なんだよ!
- 柳田邦男
- 文春文庫
- 手持ち
ここんとこ過当競争で全然売れてない通販業だけど、今月はいつにも増して酷い。本業のSEの仕事が増えたから、いっそ通販なんてやめちまう手もあるなー。
んで。零戦が燃える話その4。米軍がものスゴい数の空母を揃えて南の方から迫ってきた。トラック島は空襲で壊滅しちゃうし、乾坤一擲のあ号作戦は余裕の返り討ち。西の方からはB-29が本土まで飛んでくるようになった。零戦はと言えば、数も性能も搭乗員の技量も適わないF6Fが相手だから戦いになるわけない。本格的にもうダメ。
トラック空襲とあ号作戦の間に日米の情報&航空技術戦の話があって、ここまで不足気味だった機械分を少し取り戻した。そっちの話がメインでもいいのに。