2015年05月 の日記
■2015年05月09日 [書籍の類]
エリザベート
ハプスブルグ家最後の皇女
(上)
- 塚本哲也
- 文春文庫
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
いよいよ明日、フィリピン里帰りに出発! 今までは実家に滞在するたび、あまりの環境の悪さに身体を蝕まれて入院したりしてたけど、今年は新築の別宅があるのだ。頼むぞ俺の別宅!
んで。オーストリア=ハンガリー帝国最後のお姫様の話。第24回大宅賞受賞作。父親が心中したり祖母が暗殺されたり身分違いの結婚をしたり離婚したりしてるうちにハプスブルグ帝国は崩壊。第一次大戦、ヒトラーによるオーストリア併合と激動の時代でどうなるのかと思ったらお姫様のくせにアカに染まったりと非常に多忙。最後の皇女にふさわしいはっちゃけぶりは割とよいと思う。
それにしてもヨーロッパの歴史ってごちゃごちゃしてて酷いもんだな。
■2015年05月01日 [書籍の類]
プロレス少女伝説
- 井田真木子
- 文春文庫
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
なんかガラケー生産中止とか報道されてるんだけど。ガラホでSPモードとか使いたくないんだけど。仕事でも困るんだけど。i-mode終了まで手持ちのガラケーを大切に使うしかないのか。
んで。女子プロレスラー達の目を通して見た女子プロレスの光と影みたいな話。第22回大宅賞受賞作。語ったのは神取忍(男)、天田麗文(中国人)、デブラ“メデューサ”ミセリー(米国人)、長与千種(クラッシュ)あたり。ぶっちゃけ神取(男)と長与千種(ギャルズ)以外は名前すら聞いたことなかったし女子プロレスにこれっぽっちの興味もなかったけど、なんか面白かった。
女子プロレスなんていうくだらんもんが熱かった80年代の古き良き空気が不思議な感じでよかったよ。全く興味は湧かないけど。