2018年07月 の日記
■2018年07月25日 [書籍の類]
新・御宿かわせみ (3) 花世の立春
  • 平岩弓枝
  • 文春文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

アニメ「GATE」を視聴中。64式小銃へのこだわりが好感度高い。やっぱ小銃はロクヨンが一番可愛いよな。すぐ部品なくしちゃうドジっ娘だし。89式なんぞ要らん!(すっぱい葡萄)

んで。新かわ3巻は源太郎と千春がようやく結婚することになってキュンキュンするところが唯一の見どころ。相変わらず宿の周辺では大小多彩な事件が引きも切らずで忙しいわけなんだけど、どの事件も以前に比べて人間関係が無駄に複雑になるばかりで、ちょっとついていけなくなってきた。オブラートに包まずに言うと、面白くない。毎度こんな無理矢理な事件を絡めるより、きっぱりと日常系に移行したほうがいいような気がするよ。

このままじゃジリ貧なんだから方向転換してほしい。ロリを投入するとか、ロリとか。

■2018年07月18日 [書籍の類]
帝国ホテルの不思議
  • 村松友視
  • 文春文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

今年も空自コスプレ大会が無事に終了。“異常気温ウオーニング”とかなんとかいう聞いたことない警報が連日発令される異常な暑さの5日間でもうヘトヘトだけど、楽しかったー。

んで。帝国ホテルの従業員に仕事のことを聞いて回った話。みんなその道のプロなんだろうけど、なんだか盛り上がりに欠けた。強いて言うなら施設の人たちの部分がちょっと面白かったくらいで、憧れの帝国ホテルのはずなのに魅力が全然伝わってこないという残念仕様の本だった。文体がナヨナヨしてるから女が書いてると思い込んで読んでたんだけど、途中で著者が男だと知った。この人の文章、なんか気持ち悪い。

帝国ホテルに行く機会なんて一生ないだろうし、切り替えて次に行こう。

■2018年07月09日 [書籍の類]
文庫版 メタルカラーの時代 (6)
  • 山根一眞
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★★

スクリプト鯖の予備機にWinXPを入れて動作試験をしてみたら重すぎて使い物にならないことが判明。となると、どうにかしてW2KでTLS対応のFirefox31を動かすしかない。頑張れ俺。

んで。第4巻まで読み終た後ずっと第5巻を探してたんだけど全然ブコフに落ちてないから諦めて先に進むことに。今回は世の男の子全員の心に刺さる「宇宙」と「深海」がテーマなんだから面白くないわけがない。中でも「おりひめ・ひこぼし」ランデブー実験のエピソードが出色で、これはぜひ教科書に載せてほしい。さらにラストはH-IIロケット8号機のエンジン捜索でNASDAとJAMSTECが夢の共演だよ。たぎるなぁ。

いろいろ驚かされたけど、最も驚愕したのは宇宙関係者の東大率の高さかな。

■2018年07月02日 [書籍の類]
秘録 陸軍中野学校
  • 畠山清行(著)/保阪正康(編)
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

スクリプト鯖で動かしてるFirefoxのWindows2000最終対応版がTLSに対応してないから、ついにAmazonセラーセントラルで警告が出るようになった。もうW2Kでは戦えないのだろうか。

んで。名前は有名だけど実際になにしてたのかよく知らない陸軍中野学校の話、と思ったのは序盤だけで、実際には中野学校と関係ない話も含めた戦前戦中における日本の諜報戦の話。サイゴンのラジオ局からの偽放送だったり、吉田茂邸への潜入工作だったり、登戸研究所が作ったスパイ道具だったりとバラエティ豊富で、どのエピソードも面白かった。編者による補足説明が有能なのもポイント高い。保阪のくせにやるやんけ。

陸軍中野学校 終戦秘史」という続編があるみたいで、少し気になる。