読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2007年06月02日 [書籍の類]
大本営参謀の情報戦記 情報なき国家の悲劇
- [著] 堀栄三
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:★★★★☆
平日が忙しいので、週末はなんとなく手持ち無沙汰な気持ちになってしまう。とりあえず金魚の水でも換えてやることにしよう。
んで。“マッカーサー参謀”の異名を取った天才的情報参謀が書いた本。前回の本で「今日なお最適の情報テキスト」として紹介されていたもので、たまたま未読棚にあった。計ったように本を持ってるのが俺のスゴいところだが、堀参謀はもっとスゴかった。理路整然としてて文句のつけようがない。米軍のリンガエン上陸を見抜くくだりなどはゾクゾクきたよ。情報とはこうして使うものなのだな。
日本軍が情報を有効活用できてれば、多少はソフトな終戦を迎えられたかも。いや、もしかしたら勝てたかも? 無理か。