- 大森義夫
- 文春新書
- 新本
帰宅が連日2400。疲れた。しかし今のうちに契約時間を食い潰しておけば来月ラクをできるのだ。だからガンガレ俺。死なない程度に。
んで。元内閣情報調査室長が書いた本。『日本の公安警察』みたいな国内の情報機関の解説を期待していたんだけど、読んでみたら日本独自の情報機関が必要だという話だった。ああ、そうだね、必要だね、と思った。せっかく新本で買ったのに orz
この本によれば、内調の仕事って公然資料の分析と情報交換くらいのもんらしい。頼りねぇー。どこでもいいからもっと強い諜報機関を作ってくれ。ガンガレ情本!
- 福井晴敏
- 講談社文庫
- 新本
平日は相変わらずJavaプロファイラと格闘中。だんだん考えなくても手が動くようになってきた。
んで。やっと出た『亡国のイージス』外伝を含む短編集の文庫版。今回は防衛庁情報局員のおじちゃんおばちゃんが大暴れ。如月行もちょろっと出てきた。ちょっと話を作り込みすぎというか、どんでんを返しすぎた感がなきにしもあらずだったけど、ラノベにリアリティを求めても詮ないことなので素直に楽しんでおいた。
DAISの素敵さは認めざるを得ないが、制式けん銃が9mmけん銃じゃなくグロックというのはいかがなものか。採用理由には触れられてなかったけど、ダブルカラムってことならP226か228にしてほしかった。
- 土井寛
- 朝日ソノラマ新戦史シリーズ
- 古本
最近クレジットカードを再構成。3月に質尼を、今月はVIeW-Suicaを作ってみた。これで現金がなくても西武と東京メトロの回数券を買えるぞ。
んで。流れのままに現代の特殊部隊物。戦争、対テロに関わらず人質奪還作戦がいくつか取り上げられていた。知らない話が多かったから興味がなくはなかったけど、どの作戦もただの経過説明だから盛り上がりに欠け、従って全く面白くなかった。いろんな救出作戦があったんだねぇ、という程度の認識。
ま、なんの期待も抱かずに読んだから精神的被害は最小限だ。次に行こう。
- 柘植久慶
- 集英社文庫
- 古本
Javaアプリを実行してデータ取って加工してグラフ化して貼り付ける。この作業の繰り返し。試験フェーズはツラいよ。
んで。前回読んだ三島瑞穂によれば経歴を詐称しているらしい柘植久慶によるフランス外人部隊の歴史。興味深い点がないわけじゃなかったが、残念ながら引き込まれず。この人、話が下手だ。書き方がいちいち気取りすぎというか格好つけすぎで、正直ウザい。ちょっと痛い人のように見受けられた。
経歴がウソかホントかなんて知らないし興味もないが、これは確かに三島より胡散臭い。俺は三島のほうに説得力を感じる。
- 三島瑞穂
- 講談社+α文庫
- 古本
やっとこさ読書ペースが上がってきた。今年は冊数が伸び悩んでるから、この調子でガンガン行きたいものだ。
んで。元グリーンベレーの中の人が書いた本。生粋の日本人なのに母親の再婚でアメリカ国籍になって米陸軍に入ったらしい。世の中には妙な人がいるもんだ。表紙はM4A1だけど、中身はベトナム戦争の思い出話が徒然なるまま。なにげに戦闘よりも食べ物の話が面白かった。インスタントラーメン美味そう。
ただグリーンベレーって現地人にゲリラ教育する部隊だから地味だ。名前は格好いいんだけど。戦闘に関してはSEALsとかデルタのほうがプロっぽいイメージ。
- 片山修
- PHP文庫
- 古本
職場復帰して最初の1週間を乗り切った。ようやく頭が仕事モードに切り替わってきたけど、それでもJavaアプリの最適化なんて全然わからん。困ったもんだ。
んで。技術物。のように思わせておいて実は大きなメーカーの社長へのインタビュー集。相手が社長ということで話の中身は当然ながら経営論が軸になってて、肝心の「日本にしかできない技術」は経営上の要素として出てくるだけ。技術そのものについてはなにも語られない。とても期待外れ。
日本にしかできない技術があるらしいことはわかったが、それがどんな技術なのかわからんのでどうにもならん。
- 毎日新聞経済部
- 新潮文庫
- 古本
本日もJavaプロファイラとかJVM実行オプションについてのお勉強。最適化しろと言われても、なにがなにやらよくわかってないから無理だ。
んで。また技術物。世界一の技術を持った企業100社を取り上げた本。本当に100社あったかは数えてないが、そう書いてあるから載ってたんだろう。確かに世界一の技術を持っていると思わしき企業名が並んでいたけど、中身は各社の商品を2ページ前後で紹介してるだけのカタログだった。面白いわけないじゃん。
でも毎日新聞の連載企画ということを考えたら、健闘したと言っていいような気がしてきた。だって毎日新聞だし。
- 日本経済新聞社(編)
- 日経ビジネス人文庫
- 古本
通勤を再開して最初の作業はJavaプロファイラによるデータ収集だ。ふむ。おっしゃっている意味がよくわかんないので、わかるように言ってくれたまえ。
んで。技術物。前半は得意技を持つ中小企業、キサゲやへら絞り職人、技能五輪といった面白いネタが揃っていた。特に技能五輪アツい。97年スイス大会・精密機器組み立て金メダルの田上俊一(デンソー)アツい。出題された図面の間違いを指摘するところなんかもう堪らんよ? NHKスペシャル「1000分の1ミリの戦い~技能五輪・技術立国再建への挑戦~」で取り上げられた有名なエピソードだから結果はわかってたけど、それでも感動で目から汗が。
でも後半は技能じゃなくアイデア商品の話になって超ダレた。
- 吉田一彦
- 日経ビジネス人文庫
- 古本
1ヶ月半の春休みが終わり、本日から出勤再開。復帰早々から作業が詰まってて大変だった。そろそろ長期休暇がほしい。
んで。暗号物。エニグマ、紫暗号から現代の公開鍵暗号まで、時代ごとの代表的な暗号に関する話が出てきてそれなりに読めた。ただ運用のされ方や組織の動きに主眼が置かれていて、暗号そのものついては概念が軽く説明されてる程度だったのが不満。暗号化アルゴリズムや解読の手法を語らずに暗号戦争と言われても、いまいち締まりに欠ける。
もっと技術的、理論的な面から見た暗号の話を読みたいなぁ。
- 清水義範
- 講談社文庫
- 借り物
長期休暇にも飽きてきて、そろそろ仕事してもいいような気になってきた。望むと望まざるとに関わらず4日後には出勤再開なわけだが。ああ、やっぱ仕事イヤだ。
んで。気分を変えて軽く清水義範。ビール関連のエッセイかなにかだと思い込んでたんだけど、読んでみたらなんの変哲もない短編集だった。期せずして清水義範の小説を初めて読むことになってしまったよ。感想はというと、つまらなくはなかったけど面白くもなく。わざわざ読むほどのものじゃないな、と。
でもまぁ期待した通りの軽さだったことは確かだし、サクッと終わったから問題ナシだ。
- ナンシー・エトコフ/木村博江(訳)
- 草思社
- 貰い物
なにもすることがない。かといって本を読みたい気にもならない虚無な日々。
んで。脳物。美しさ(というか生物的な魅力)とはなんなのかを脳の動きとか生命の進化から考えてみた本。全体に検証が甘くて説得力に欠ける気がしたが、それなりに興味深い点がなきにしもあらず。全くもって面白くなかったけどね。『Survival of the Prettiest』をこんな邦題にするセンスのなさからして終わってる。
そういや「同類交配」のところで出てきた直系のいとこに惹かれるウズラにちょっと感動。従妹萌え(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ