読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2013年06月05日 [書籍の類]
一人ならじ
- [著] 山本周五郎
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:★★☆☆☆
入院せずにフィリピンから帰ってホッとしたのも束の間、PCのディスプレイが1枚壊れてた。電源入らん。泣く泣くBenQの安物を買ったよ。お金ないのに。
んで。引き続き山本周五郎、今回は戦時中の作品多めな短編集。この時代に書かれた話は“自己より忠義”、“忠義のために死すべし”という説教臭さが強すぎて閉口気味。周五郎は自ら「一編の戦争協力小説も書いたことがない」と断言していたらしいけど、本当にそうかぁ?? 本人の意識はどうあれ、どう見ても協力してるぜ? 当時、戦争協力は国民の義務だったんだから妙な自己暗示かけなくていいのに。
あ、あれか。他の作家と違う俺カッコイイ?