読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2013年10月25日 [書籍の類]

刺客 用心棒日月抄

  • [著] 藤沢周平
  • [刊] 新潮文庫
  • [入手経路] 手持ち
  • 俺満足度:★★★★★

海外療養費給付制度のことを知り、去年のフィリピンでの入院費用を市役所に申請したら「こんなにしっかり書類を揃えてきた人は初めて」と言われた。関係書類を翻訳しただけなんけど、もっとテキトーでよかったのけ?

んで。藤沢周平の最高傑作どころか時代小説の中で最高傑作と言っても過言ではない“用心棒シリーズ”第3弾。せっかく前作で国元に帰れたのに、またまた藩内で騒動が勃発。刺客「江戸の嗅足組コロロロロ」又八郎「お、佐知を救うゥーんだ!」って脱藩(通算3回目)して江戸に舞い戻ってきた。糊口を凌ぐのはもちろん用心棒稼業。そして又八郎は戦う。佐知も戦う。源太夫も戦う。みんな超戦う。超面白かった。読み終えちゃうのがもったいなかった。

これで本編は終わりなんだよなー。もっと読みたかったなー。