読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2015年10月05日 [書籍の類]
仕掛人・藤枝梅安 (2) 梅安蟻地獄
- [著] 池波正太郎
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:★★★☆☆
貧乏人は麦を食えっていうから素直に従ってこのところ押麦を食べてるんだけどさ。プチプチして美味いから特段文句はないんだけどさ。でもこれ、ブレンド米より高いよなぁ。
んで。仕掛人の第2巻。相変わらず梅安先生が人を殺す話。まだネタ切れしてない気配で、今のところちゃんと殺してる。暗殺シーンがあっさりした描写なのが渋くてよろしい。ただ、池波あるあるだけど、考えなしにその場の雰囲気だけで「世の中の仕組は、すべて矛盾から成り立っている」なんてことを書くから随所で安っぽさを感じちゃうんだよなぁ。全てが矛盾してたらシステムとして成り立ってないと思うぜ。
ま、ラノベ相手に冷静な指摘をするは無粋だって自分でもわかってるんだけど。