- 池波正太郎
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時代劇専門チャンネルで「長七郎天下ご免!」を毎日観てる。里見浩太朗のアレ。話は暴れん坊将軍と全く同じなんだけど、長さんは峰打ちなぞせずバリバリ切り捨てる。そして締めの二刀流が格好ぅぃぃ!
んで。やっと終わった時代物ラノベ最終巻はまた長編。池波がもうすぐ死ぬ時期に書いた話は、ネタも気力も尽きてるのが明白で読むに耐えない。この10年くらい前にシリーズを完結するなり死ぬなりしてほしかったよ。ネタ切れ以降も引っ張りすぎて晩節汚しまくりだ。
それとさ、巻末解説の常盤新平よ。伊太朗が再会の約束をしたのは女郎のお篠じゃなく女中のお元な。つまんねーって思いながら流してる俺よりも読めてない人間が最終巻のラストを飾る剣客商売。竜頭蛇尾ここに極まる。
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初めて江戸川放水路へハゼ釣りに行ってきた。延べ竿のミャク釣りは手返しが楽でいいわぁー。テキトーにやっててもそこそこ数は揃うし、小さいとはいえ味はしっかりハゼだし。天ぷら美味ぇです。
んで。まだ続いてる時代物ラノベ第15巻。今回はつまらない短編が1本あった後、また長編。困ったときの長編頼みで、内容を薄めて薄めて引き延ばしただけだからね、もちろんつまらなかったよ。シリーズ後半の話はドラマ版でも見た記憶がないし、やっぱりみんなつまらないと感じてたってことよな。だって本当につまらないもの。
どう考えても完全にネタが切れてるのに、なんでこんなに未練たらしく書き続けちゃったかねぇ。シリーズ初期は面白かったのになぁ(遠い目)。
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人生初のマイカーが嬉しくて、乗るより前にシガーソケットに挿すUSBポートとか電工ペンチとか買っちゃった。車もバイクもそうだけど、運転するよりいじくってるほうが楽しいんだ。
んで。時代物ラノベ第14巻はシリーズ2度目の長編だけど今回はオールキャスト感も皆無で、短編で書くような話を無駄に引き延ばしただけという。三冬さんの出番すらない。ネタ切れで時間稼ぎしてるのが行間から読めちゃって興醒めよ。小兵衛に孫が出てきたところで話が面白くなるわけでもなし、大治郎と三冬さんを結婚させたのは池波最大の失敗だわ。
シリーズ前半で作り上げたキャラの魅力を使い潰すことでしか話を維持できてないことに腹が立つ。
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愛車のミラちゃんにETCを導入してみた。車載器&セットアップ料金&送料を合わせて約6,000円もかけてしまった。我ながら奮発したもんだぜ。取り付けは自分でやったら案外きれいに収まった。ま、ほぼ乗らないんだけど。
んで。引き続き時代物ラノベ第13巻。ここまで来ると、この話は面白かったけどこの話はイマイチ、なんていう感想すらなく全部つまらん。池波が真剣に面白い話を書こうとしていたという気配が全く感じられなくて、とにかくやっつけ感がスゴい。執筆当時の昭和50年代が娯楽の乏しかった時代だったであろうことを差し引いても、ここまでレベルが低下した剣客商売をありがたがってた読者がいたとは到底思えない。
飼い慣らされたファンだけがキャッキャする同人の世界なら許されるだろうけど、お金出して本を買った一般の人は怒っていいと思う。俺は怒ってる。
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いずも型の2番艦が「かが」と命名されてとっても感激。この流れで「あかぎ」復活を信じていいの? 一航戦再結成を期待していいの? こうなると、なんで「そうりゅう」を潜水艦にしちゃったかなぁ。
んで。引き続き時代物ラノベ第12巻。大治郎も三冬さんも存在感がますます希薄になって、ただただ小兵衛が超人ぶりを発揮するだけの話が延々と繰り返されるマンネリ街道一直線の一冊だった。これで飽きないほうがおかしい。キャラの魅力だけで成り立ってた小説なのに、そのキャラから魅力がどんどん失われているのがハッキリわかっちゃう。これはもうダメだね。どう考えてもつまらんもん。
ページの下半分真っ白なスタイルを貫く池波イズムのおかげで読むのは楽だけど、空虚。
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時代劇専門チャンネルでBS時代劇「薄桜記」の再放送をやってて、当時見逃した回があったからリベンジで全話観てるんだけど、改めて面白い。やっぱり脚本はジェームス三木に限る。異論は認めない。
んで。引き続き時代物ラノベ第11巻。大治郎&三冬夫妻に第一子(=小兵衛の初孫)の小太郎が誕生。ただそれだけの巻だった。久しぶりに三冬さん主人公回があったんだけど、もったいないことに活躍のさせかたが明後日の方向で面白味ナシ。三冬さんにはいつまでも男勝りの剣を振るってほしかったよ。落ち着いた物腰の三冬さんなんて誰も求めてなかったと思うんだ。
前に何回か通しで読んでるはずなのにシリーズ後半の印象が全く残ってないということは、この先もきっと面白くないんだろうなぁ……。
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軽自動車検査協会と警察署を回ってミラちゃんの名義変更&保管場所届出手続き完了。これでミラちゃんは名実ともに俺の車になったよ! ちなみにどっちもバイクで行った。
んで。引き続き時代物ラノベ第10巻はシリーズ初の長編。せっかくの長編だし、きっとオールキャストの豪華な話なんだろうなぁ、と思ったら甘かった。大治郎は自主謹慎、三冬さんは妊娠中で動けない、という意味のわからない池波の自主的縛りプレイのおかげで肩透かしを食らった上に、ストーリーそのものも間延びしててイマイチというね。
そういや“特別長編”は池波がネタ切れの時によく使う手だったわ。「剣客商売」も「鬼平」も、シリーズ後半は長編だらけだったような?
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人生初マイカー(ミラちゃん)の保険はアクサにしてみた。本人限定、車両保険など要らん、といろいろ切ったら27,000円になった。もっと安いとこあるのかなぁ。こんなもんかなぁ。
んで。引き続き時代物ラノベ第9巻。シリーズ初期の新鮮な面白さには比べるべくもないけど、そこそこ読める話がいくつかあったのは前の巻で時間を稼げた結果だと思う。ただ、この巻でも三冬さんが全く動いてないので、やっぱり結婚させたのは間違いだったと思うなぁ。ずっと微妙な関係のまま引っ張って自由に活躍させたほうが面白かったに違いない。
一番の問題は三冬さんを超える魅力的なキャラが出てこないことなんだけどさ。
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人生初のマイカーをゲト! 母親が車を買い換えて余った13年落ち12万キロのミラを無料でもらってきた。車よりバイク派だからそんなに乗らないだろうけど、大人の階段を上った気分!
んで。引き続き時代物ラノベ第8巻。標題作は久々に出色の出来。ただしそれ以外はいよいよ正攻法のネタが尽きてきたようで、若干オカルト入った「狐雨」、オチまで書かない「仁三郎の顔」など剣客っぽくない実験的とも言える話がちらほら。それはそれでつまらないってほどではないんだけど、かといって決して成功してるとも言えない微妙なレベル。打率は低め。
目先を変えたネタで多少の時間は稼げただろうし、次の巻には少しだけ期待してみる。
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小さい頃、勉強がイヤで学校サボって山で遊んでたという妻。学校の先生には山で採ってきたグアバをあげたら問題なかったよー、って笑いながら語る妻に勝てる気がしない。っつか、先生ェ……。
んで。引き続き時代物ラノベ第7巻。三冬さんが結婚しちゃって出番が激減した影響でストーリーがまったく締まらない状態。大治郎は木訥一本槍というキャラ付けのおかげでとても話を引っ張れないし、小兵衛は超人すぎて出てきた瞬間なんでも簡単に解決しちゃうからどうしようもない。三冬さんの存在が支えていたバランスが、ここで一気に崩れたなぁ。
相変わらず文章力はこれでもかという低さだし、ここからは苦行のつもりで読み進める覚悟を決めたほうがよさげ。