- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
引き続き処分中の池波シリーズ。今回はちょっと。いや、かなり。
んで。新影流の創始、上泉伊勢守の話だと書いてあったんだけど、半分以上は伊勢守と関係のないストーリー。伊勢守は話が脱線してる間に剣の達人になってた。世の中にこれほどつまらない歴史小説があったのかと驚いちゃうくらいつまらなかった。
池波にありがちなパターンではあるんだけど、分裂気味でなにをメインに書きたかったのか皆目わからない。もう全然ダメ。超駄作。こういうのは読んでてツラい。
- 幻冬舎
- ムック
もう『わしズム』の季節到来。2ヶ月なんてアッという間だ。
んで。今回もそれなりに楽しかった。イラク攻撃があったもんだから小林よしのりの鼻息が荒くてもう大変。小林のこういうウザいところが嫌いだ。その小林よりも大嫌いなのが西部邁。『作法という反米』とかいう立場の人たちだからしょうがないと思うけど、アメリカが同盟国であることは厳然たる事実だしなぁ。今回のアメリカ支持によって日本もテロの標的になることを覚悟しろと言うが、そんなのは当たり前だと思う。テロが怖くて同盟組めるか。小林&西部の反米は、作法と言うには感情的な理想主義に過ぎる気がする。日米同盟あっての日本だし、反米の前にすべきことがあるような。
潮匡人「若者の軍事学」、小林至「評論」、橘玲「世界一簡単な税金の話」は安心して楽しめた。この連載のために購読していると言っても過言じゃない。これからも期待してます。

- ニュートンプレス
- 月刊誌
とにかく雑誌を片付ける。
んで。『ニュートン』の特集は楽しみにしていた「核融合」。これを読む限りではイケちゃいそうな雰囲気。あと50年くらいで。とりあえず早くITERが結果を出してくれることを希望。頑張って今年の夏に間に合わせてよ。電力不足らしいので。
来月の特集は「虫の驚異の機能」とのこと。虫は面白そうなので楽しみだ。

- アルゴノート社
- 月刊誌
今月の航空機雑誌も特集がヘボかったので買わなかったら雑誌の数がずいぶん減った。
んで。今月の特集は「陸上自衛隊の軽装甲機動車」だった。実物を見たことないからにわかには信じ難いんだけど、なにげに高機動車よりも小さいとか。ゲリコマ対策とか治安維持には使えそうな感じはするけど、そのサイズじゃキャパシティが小さいのではなかろうか。数でカバーかな。
今月は特集以外の記事がダメダメで読むところが異常に少なかった。半分くらい。これで1350円はなんとももったいない。2次大戦とかどうでもいいから最近の兵器の話題をお願いしたい。
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
今日も処分前の池波シリーズをどんどん読みます。
んで。幡随院長兵衛の若き日の話。買った時に一度読んでるはずなんだけど綺麗サッパリ忘れてたので初めて読んだのと変わらなかった。ちょっと得した気分。
それにしても新潮文庫の池波初期作品は分厚いの多すぎ。この本は650ページもあった。ページめくりづらいし重いので上下巻に別けてほしかった。次の本も分厚いなぁ。

- 白夜書房
- 隔月誌
いつの間にか『ハッカージャパン』の季節だったので読みました。
んで。一番面白かったのは毎度のことながら「プロジェクト×」で、バベッジの階差機関の話。階差って初めて聞いた気がする。よくわからんけど面白いものだった。こういうのを中学生の頃に聞いてれば、もう少し数学に興味をもてたかも。でも時すでに遅かった。
「プログラミングの最大の障害は、そもそもプログラミングに着手しないこと」とは山崎はるかの言葉。その通りすぎて耳が痛い。今抱えてるPerlのお仕事、そろそろ締め切りがヤバい。早く着手しないとだなぁ。
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
唐突に池波ブーム到来。かなり無理矢理だけど。
んで。今回のはかなり面白かった。爽やかで気持ちのいいストーリーだったからページを繰る手が止まらず、まるで漫画でも読んでるかのごとく一気に読み終わっちゃった。この主人公の生き方には憧れちゃうものがあった。
よくわかんないけど、もしかすると池波って実はけっこうスゴい作家だったのかも。
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
いよいよ本棚が足りなくなってきた。H180cm×W120cmの二重棚に文庫が入り切らなくなりつつある。なので手持ちの中からもう読まないと思われる文庫を店に寄付することに。でもその前に改めて読んでみようということで処分スタート。
んで。久々の池波はけっこう面白かった。以前読みまくって飽きちゃってここ数年間ご無沙汰だったけど、どうもリハビリ効果が出たみたい。スゴい勢いでサクサク進んだ。これぞまさに娯楽小説。中身は全くないのだが。
処分したい文庫は池波だけでも数十冊。とりあえずしばらくの間は読む本に困らずに済みそうで安心だけど先は長い。
- 渡辺洋二
- 文春文庫
- 新本
大好きな太平洋戦争の飛行機物を買ってしまったので読んでみた。
んで。これは以前『航空ファン』に連載されてた「奮迅!審査部戦闘隊」の文庫版。連載中も読んでたんだけど、前月の内容を忘れちゃうからあんまり面白くなかった。文庫でまとめて読めてよかった。
太平洋戦争はその名の通り海軍が主役だったから陸軍のことってあまり表に出にくかったりするんだけど、陸軍の航空部隊もイケてた。海軍に比べて制式戦闘機が一式から五式まで比較的満遍なく活躍するのも魅力的。海軍は零戦一本槍なんだもん。
そういえば死んだ祖父が作っていたのは陸軍向けのハ45だった気がする。陸軍贔屓になっちゃいそうだ。
- 林望
- 文春文庫
- 借り物
とりあえず母親から借りたリンボウ3冊読み終わり。
んで。リンボウって昔ながらの粋なものとか道楽家とかそういうのが好きなんだろうなぁと思う。そういうのが好きな人には楽しめるような気がするけど、残念ながら俺は違うので面白くなかった。取り上げてるテーマがことごとくつまらないし、古めかしい言葉を多用してるのも気取ってるように感じちゃう。どうにも鼻につく。
結局リンボウは英国エッセイのみという結論だなぁ。







