- 北原亞以子
- 講談社文庫
- 貰い物
仲井真の目つき、あれはキチガイの目だ。そもそも琉球人が自分の意見を持つなど、おこがましいにもほどがある。二等国民は身の程を知れ。
んで。スッキリしない時代物を書かせたら右に出る者はいないかも知れない北原亞以子の「深川澪通り木戸番小屋」、なぜかシリーズ第4弾のみ発掘された。木戸番小屋に住む笑兵衛&お捨夫婦の生温かい優しさにいろんな人が救われる話で、非常にもっちゃりしててつまらない。粘性が高すぎて気持ち悪いんだよな、この人の小説。
シリーズの最初から読んでいたら面白かったのかも……って (ヾノ・∀・`)ナイナイ
- 北原亞以子
- 文春文庫
- 貰い物
特別なイベントがあるわけでもなく、気になるニュースがあるわけでもなく、毎日つまらんなぁ。と酒を飲む。うむ、幸せだ。
んで。元孤児で悪さばっかりしてた現うなぎ屋の若主人兼岡っ引きの爽太くんがそれほど活躍するわけでもない捕物帖。どの話もオチがヌルッとしてて全くスッキリしない。各話が終わるたびに“で?”という文字が頭の中に浮かぶ。短編なんだからシャキッと締めてくれよ。気持ち悪いじゃん。
どのへんに需要があるのかわからん作家だなぁ。
- 北原亞以子
- 文春文庫
- 貰い物
なぜか最近、ゴーリキーが可愛く思えてきたぞ。決してゴリ押しに負けたわけじゃない……貧乳は正義なのだ。
んで。北原亞以子に初挑戦。まずはこれ、直木賞受賞作らしい。江戸の町で手跡指南の先生だったり絵師だったり料理屋の女将だったりの女が独り頑張って生きていく短編集で、直木賞の名に恥じぬつまらなさ。展開はいいんだ。でもオチがないんだよオチが。いつもヌルッと終わるんだよ。全然スッキリしないんだよ。
こういうの女は好きかもね。俺は嫌い。
- 宇江佐真理
- 講談社文庫
- 貰い物
空自コスプレ大会絶賛開催中。防衛学の講義に来た情報の1尉、なんか見覚えあるなコイツと思ったら同期だった。しばらく見ない間に偉くなったもんだ。
んで。手持ちの宇江佐真理、たぶんラスト。八丁堀の同心だった夫が殺されたおばちゃんが、浮世絵師になった息子と同居しながら友達と遊んだり気ままに日々を送っているうちに夫が殺された理由もわかってめでたしめでたし。というなんとも盛り上がりに欠ける話だった。宇江佐真理って連作短編下手か。
とりあえず終わりだ終わり。俺は前しか見ない。次は誰の本を読むかなー。
- 宇江佐真理
- 講談社文庫
- 貰い物
明後日から空自コスプレ大会。毎年、事前に自主トレをしてから参加しようと思うんだけど、思うだけでなにもしない。今年もなにもしてない。またぶっつけ本番か……。
んで。まだ宇江佐真理。「おろく」とは死人のことで“南無阿弥陀仏”が6文字なことに由来するらしい。死人の医者だから現代の監察医だな。そのおろく医者が助産婦やってる奥さんとともに江戸の事件を解決する推理小説色の濃い連作。これがどうにも犯行のトリックを考え過ぎて空回り。じっとりした文章は爽快感もないし、全然面白くない。
宇江佐真理で初のハズレを引いたー。
- 宇江佐真理
- 集英社文庫
- 貰い物
3ヶ月前に買ったトルコ産の安物スパゲティ10kg。美味かないけど食い尽くしたのでまた買った。1回に300g以上食っちゃうから味より量を優先だ。食いまくるぜ。
んで。まだ続く宇江佐真理。今回のはタイトルの通り惚れた腫れたの短編集。健気に幸せな話あり、どうにも不幸な話ありでけっこう読ませる。こういう色恋話が得意なのは、さすが女流といったところか。
じっとりもっちゃりした文章はあんまり好きになれないけど、処分シリーズということを考えたら十分に許容範囲。この調子でお願いしたい。
- 宇江佐真理
- 文春文庫
- 貰い物
なぜか昨日の酒が残ってる。普通の晩酌だったのに、なんで二日酔いになるんだ。通販の注文も少ないしやってらんねぇー。
んで。しばらく続く宇江佐真理のターン、今回のは惚れた腫れたの短編集。どの話も派手さはないけど、しっとり読ませていい感じ。中でも表題作の主人公である女剣士・知佐がとてもいい。東北訛り萌えの読者にはたまらないこと請け合い。もっと長くして、前後を詳細に書いてほしかったよ。
切った張ったの中二病な話のほうが好きだけど、たまにはこういう落ち着いたのもアリだな。
- 宇江佐真理
- 文春文庫
- 貰い物
外玄関の電球が切れたので、悩みに悩んだ末ついにLEDデビュー! ミニクリ互換で470lmしかないけど、ひとまず十分。本当に寿命が4万時間もあるか試してやるぜ。
んで。ずいぶん前に読んで面白かった『あやめ横町』の人のデビュー作が出土したので早速読んだ。お上の犬町方の手先となって髪を結いながら徘徊しちゃぁ事件に首を突っ込む伊三次と愉快な仲間たちの話で、情緒あふれるストーリーはなかなか読ませる。どの事件もオチが切ねぇよ。
時代物はこうじゃなくっちゃ。いいよ宇江佐真理その調子。
- 佐藤雅美
- 講談社文庫
- 貰い物
明日は久しぶりの釣行予定。目的地は金田湾。0300出発予定だから超早起きしなきゃ。いっぱい釣れることを祈るぜ。狙いはキスよりメゴチ!
んで。前回で〆だったら美しかったんだけど、まだありました佐藤雅美。居眠り紋蔵の続編が残ってた。見落としてた。計算外。ぎゃーす。時代劇に限らず連作は主人公に魅力がないと面白くないと思うんだけど、この紋蔵ってのはキャラが全く立ってなくて読んでてツラい。娯楽小説のはずなのに爽快感皆無。粘度が高くて暗い感じ。スッキリしねぇー。
しかし、とにかくこれで佐藤雅美から解放された。後ろを振り向かず、次に行こう次!
- 佐藤雅美
- 講談社文庫
- 貰い物
刻み煙草が切れたので、気になっていた手巻き用のシャグを買ってみた。初心者なのでDRUMのメンソール。葉っぱが湿ってて変な匂いだけど、煙は美味い。これはいい。煙管がすぐ詰まる気がするのは勘違いに違いない。
んで。苦戦中の佐藤雅美、今回は手跡指南つまり塾の先生が主人公。ただ今までのパターンと異なり主人公の職業が話にほぼ関係ない。殿様から藩の財政立て直しを頼まれたからどうにかするよ、というストーリーで、なんだよ面白い話も書けるじゃねーか佐藤雅美。ストーリー展開が落ち着きすぎというか起伏に乏しくて盛り上がりに欠ける印象は否めないけど、十分読めた。
そろそろ手持ちの佐藤雅美も終わりだと思うんだよな。これがラストだと美しいんだが。