- 山本七平
- 文春文庫
- 貰い物
来春に向けて庭に家庭菜園の区画を作ってみたら素人仕事ながら案外きれいに仕上がった。問題は土の総入れ替えだなぁ。残土ってどう処理すりゃいいんだ。
んで。日本人が気にする場の空気ってどういうものよ、という話。ところどころ面白い考え方があったけど、全体的にはつまらんなー。いちいち考えすぎだし、こじつけっぽいし、なにより小難しい言い回しを使いたがるところに文系の頭の悪さが滲み出てた。これはハズレ。
昔ほど空気を気にしない世の中になってるし、今さら読む必要はないという結論。
- 大岡信
- 岩波新書
- 貰い物
祝日でも通販の仕事に勤しむ。電車が空いてるから、むしろ祝日のほうが都内の倉庫に行きやすいので平日より好きだ。時差回数券も終日使えるしなー。
んで。もうタイトルからして嫌な予感しかしなかったままに読んでみたらまさに予感通りの嫌な内容で苦労した。えーと、短歌とか俳句とかたまに漢詩とか、要するにポエムの紹介ですわ。ポエムには全くもって興味ない。むしろ積極的に大嫌い。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と言われてもね、柿の消費と法隆寺の鐘は無関係だろうとしか思えん。
どこに需要があるのか皆目見当がつかない世界だよ。もうやだよ。キモイよ。
- 岩波書店辞典編集部(編)
- 岩波新書
- 貰い物
お手伝いしてる会社のサーバ移転作業が終盤戦。仕上げにWebメール機能を実装すれば完了の予定だぜ。完全独学SE活躍中。
んで。広辞苑からピックアップした言葉を紹介する岩波新書の栞に載ってる例のアレをまとめた本。そりゃもう中身はとりとめのない辞典になる。読み終わった瞬間、既にどんな言葉が取り上げられてたか覚えてないんだけど、いろんな言葉が出てきたことは確実。ストレスを感じなかったのでそれなりに面白かったはず。これっぽっちも覚えてないけど。
移動中の時間潰しにはなったのでヨシ。
- 井上ひさし
- 中公文庫
- 貰い物
妻が理解できる日本語=俺がよく使う言葉。「ま、いっか」「めんどくせー」「どーでもいーよ」「不細工」。美しい日本語だな。
んで。これといって面白いことのない連載コラムをまとめた本。毒にも薬にもならない読みやすい穏当なネタが大半だけど、そんな中たまに漂ってくる香ばしいサヨク臭は、さすが井上ひさし。本当に自民党とかお役所が大嫌い嫌いだったんだね。大好きなのは共産党だっけ? あ、憲法9条か。
この人こそ俺のイメージする“ブサヨ”の最右翼なんだよなぁ。サヨクのくせに。
- 萩谷朴
- 新潮文庫
- 貰い物
来月で妻の在留期間が期限を迎えるから延長申請してきた。手続きのたびに与野の入管まで行かなきゃいけないのがめんどくせー。3年ビザくれ。
んで。まだ続くよ日本語本。今回は語源が快楽らしいんだが、これといって興味を引かれなかったわけで読み終えるのに時間がかかったわけで。語源を説明しやすい単語を並べた結果、普段使わないどころか生まれてこのかた聞いたこともない単語が頻発して困った。語源以前にその言葉の意味から説明が必要だよ。これが快楽なら相当な変態ちゃんだわ。
うん、日本語もう飽きた。
- 森本哲郎
- 新潮文庫
- 貰い物
今月は通販の売り上げが前代未聞の少なさで生活がやばい。どうにかしてくれ客。がんばれ客。
んで。またつまらない日本語の本。使えない老人特有の懐古主義的主張のオンパレードでイライラが止まらない。新聞記者時代の偏向報道への非難について、偏向してるかどうかの基準は人による(=自分にとっては偏向してなかった)てなことを書いてて唖然ですよ。コイツが在籍してたの朝日新聞だよ。それを偏向だと思ってないって、生粋の売国奴じゃん。日本のこと嫌いなら、日本語の本なんて書かなくていいよ。
朝日新聞出身者にまともなヤツがいないことを再確認した。時間の無駄。
- 森本哲郎
- 新潮文庫
- 貰い物
友達に妻を紹介すると、みんなして「……犯罪だろ」と曰いやがる。確かに背はちっこいし顔も中学生みたいだけど、脱いだら凄いセクスィーバディ(幼児体型)の合法セフセフ人妻だから! 羨ましかろう(同意ヲ得ラレズ)。
んで。物事を曖昧にすることをヨシとする日本人の性格的特徴を言葉の面から考えてみたような本。言いたいことはわからなくもないけど、いちいち小難しいことを引き合いに出してきてなぁ。かと言って小難しいことを書かないと大した内容じゃないしなぁ。びみょー(若者文化成功)。
ラジオの人とごっちゃになってたけど、ありゃタケローか。
- 金田一秀穂
- 生活人新書
- 貰い物
通販の注文がぴたりと止まった。普段の半分も売れてない。でも原因不明。対策なし。生活がかかってるからドキドキするぜ。
んで。普段なにげなく使ってるけどよく考えたら不思議な日本語トリビア。お題ごとに数ページでさくさく明快に解説してる上に字も大きくてとても読みやすい。日本語のセンセイが否定から入りがちな若者言葉も取り上げていて、そこにある程度の価値を認めているのがこの人のすごいところ。
日本語本にありがちなイデオロギーがなくて素直に読めたよ。さすが日本語バカ三代である。
- 金田一秀穂
- 角川oneテーマ21
- 貰い物
弟家族に誘われて久しぶりに西武ドームで野球観戦。楽しかったんだが、チケットってこんなに高かったっけ。昔はもっと安かった気がするんだがなぁ。
んで。またぞろ日本語本で飽き飽きしてるわけだが、日本語おじさん金田一秀穂の登場で場が一転。これは確かに新しかった。だって目上の人に醤油を取ってもらおうと思った時の正しい言い方が「醤油……」だぜ。文章にすらなってない。でも空気読めばそういうことだよな。なんて実践的なんだ。
殻に閉じこもってる他の日本語本の著者どもとはひと味もふた味も違う。さすが日本語おじさん、現実世界に生きてるわ。
- 野口恵子
- 集英社新書
- 貰い物
ついにFF14が有料化決定か。でも当然まだ新生版じゃないよね。無料でも盛り上がってない感じなのに、中華ファンタジーのまま金取っちゃってユーザ残るの?
んで。また日本語。今どきの若者言葉が自分の知ってる言葉と違ってて気がかりだから正しい日本語の学び方を教えてあげる、というおばさんの余計なお世話。言葉なんてただの通信プロトコルなんだから、通じりゃそれでいいじゃん。若者同士では通じてるんだよ。おばさんにはわからないだけで。
ところで、この手の人間はなぜ「日本語は難しい言語ではない」って主張したがるんだろう。言語学習の難易度は相対的なものだけど、それでも世界有数の難しい言語だと思うよ。言語は“読み書き”も出来て一人前だからね。