読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2011年02月18日 [書籍の類]
「病は気から」の科学 心と身体の不思議な関係
  • 高田明和
  • 講談社+α文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

今まで通販の発送は全て独りでやってたけど、2人で作業すると超楽チン。妻だから人件費かからないし、この結婚は正解。

んで。心が健全なら身体も健康な話で普通に納得できた。でも個人的に面白かったのは本題以外の部分。眉唾なホメオパシーとか、色覚異常が皇室を騒がせた宮中某重大事件、ヨーロッパ王室の血友病とか、そういう事件沙汰なネタはいいね。あと共感覚ってのが意味わからなくていい感じ。音聞くと色が見えるとか何者だよ。

要するにアレだ。明るく楽しく笑って生きてればいいってことなら俺死ぬ気がしねぇ。

■2011年02月14日 [書籍の類]
「科学的」って何だ!
  • 松井孝典/南伸坊
  • ちくまプリマー新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

この週末は通販が絶好調。忙しかったけど儲けのことを考えると疲れも吹っ飛ぶぜ。いつもこうならいいのになー。

んで。科学的思考によるオカルト否定本。その方向性は正しい。圧倒的に正しい。聞き役の南伸坊にも理解できるレベルの話だから、かなりわかりやすい。わかりやすすぎて物足りないとも言える。その南伸坊はほとんど相槌を打ってるだけなので、果たして対談の意味があったのかどうか疑問。ってゆーか対談に意味などない。価値もない。

対談撲滅希望。

■2011年02月10日 [書籍の類]
精神と物質 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるのか
  • 立花隆/利根川進
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

祖母が天に召された。享年えーと90くらい? ずっと隣の家に住んでたけどあんま好きじゃなかったから別にいいや。

んで。立花隆が利根川博士にいろいろ聞いてみた感じ。DNAがどーして遺伝子がこーした、という話だったよ。電気泳動とか制限酵素を使ったハイブリダイゼーションといった実験手法には感心したけど、それ以外は特に面白くもなく。だって対談なんだもん。立花隆もうちょっと仕事しろ。

対談という時点でもうダメ。疲れた。

■2011年02月04日 [書籍の類]
科学と非科学の間
  • 安斎育郎
  • ちくま文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★★

市役所で妻の外国人登録証明書、通称“エイリアンカード”を受け取ってきた。国保は入ったし、次の手続きはなんだ?

んで。超常現象が流行ってるけどそれってマズくない? というお話。科学が万能ではないとわかった上で、科学で考えるべき事象を科学的に考える意味を丁寧に解説。非常に納得できた。疑問も持たずにオカルトを信じちゃう思考停止した連中がこういうバカに騙されるからね。

ただ、一つだけ著者に言いたい。科学はすべからく万能たるべきだ。

■2011年01月31日 [書籍の類]
生きがいの創造 “生まれ変わりの科学”が人生を変える
  • 飯田史彦
  • PHP文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

週末、学生時代の友達の家で夫婦同伴のホームパーチーしてきた。結婚するとこういう機会もあるのだな。新鮮だ。

んで。恐ろしい本に出会ってしまった。生まれ変わりは科学的に証明された、今世をよく生きれば来世も幸せ! というイスラム原理主義者ばりのキチガイ感全開な一冊。ポイントは、生まれ変わりの証拠として繰り返し紹介される研究がなにも証明してないという事実。退行催眠中の発言が科学的証拠になるかバカw 気持ち悪くなりたい人には自信を持ってオススメ。

福島大学助教授だった著者は今、スピリチュアルな研究所を立ち上げてカウンセリングで食ってるみたい。ウソを信じる人間を集める段階が終わって、吸い上げに入ったんだね。教科書に載せたいほど見事な霊感商法だ。

■2011年01月26日 [書籍の類]
「こころ」の出家 中高年の心の危機に
  • 立元幸治
  • ちくま新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

週末、20ン年ぶりで西武園へ行ってきた。60周年記念で1日券が600円だったもんでな。妻を騙してループスクリューコースターに乗せたりして面白かった。SSWどこー?

んで。まだ心に振り回される。今回は中高年の心が出家するらしいよ。金のことだけ考えて生きてきた中高年に、心が充実したセカンドライフを過ごすようなアドバイス的な感じ? 俺にはこれっぽっちも必要ないから内容はどうでもいいとして、昔の人の言葉からの引用が多い。超多い。自分の言葉で書けよ。

こんな本にすがらなきゃいけない中高年って、どんだけ寂しい人生を送ってきたんだか。まぁ、自業自得だからいいけど。

■2011年01月17日 [書籍の類]
感じない子ども こころを扱えない大人
  • 袰岩奈々
  • 集英社新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

妻が来日してから、仕事もプライベートもずっと一緒に行動してる。こういうところが自営業の強みだな。早く日本に慣れなさい。

んで。未だに心理学の流れを断ち切れず。今回はカウンセラーによる心のトレーニングとかなんとか。人間関係が希釈になった現代社会では大人も子供も感情をコントロール出来なくなってるんだってさ。うん、ウソ臭い。子供と会話する時はこうしましょう、なんていうマニュアルを出してくるのも気に食わない。人それぞれでいいじゃん。全体主義者か?

カウンセラーは、こうして火のないところに煙を立てて自分の商売のネタを自ら作り出すのだった。

■2011年01月14日 [書籍の類]
「心の専門家」はいらない
  • 小沢牧子
  • 新書y
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

そろそろ死にそうな祖母の面倒を見るため両親が我が家に滞在中。新妻との初対面は好評のうちに終了したのでひとまず安心。嫁ってより孫みたい。

んで。ユングな流れのままにそういう関連の本。こんなタイトルだからきっと心理学を否定しているに違いないと期待して読んでみたらそうでもなかった。臨床心理学が商品化されてる現状や、カウンセリングをマンセーする社会の流れがイクナイというだけで、心理学そのものを否定するわけじゃないのね。納得いかぬ。

心理学なんてオカルトだよ。科学として成立しないんだよ。まずそれをわかれ。

■2011年01月08日 [書籍の類]
快読シェイクスピア
  • 河合隼雄/松岡和子
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

あけよろ。新妻、年末に無事来日。以来ずっと凍えてる。熱帯の島の原住民がいきなり真冬の日本だからな。しかし俺にはどうにもできん。諦めろ。日本では毎年こうなのだ。

んで。心理学者とよくわからない人によるなにか。シェイクスピア、心理学、対談。これほどまでに興味のない組み合わせが存在しようとは……恐ろしい世の中だぜ。どこからどう読んだって面白いわけないじゃん。ダメに決まってるじゃん。

これ何度でも言わせてもらうけどね、対談をわざわざ文字に起こすな。

■2010年12月31日 [年間成績]
2010年のまとめ

そんなこんなでフィリピンに6回、延べ3ヶ月弱も滞在して結婚までして読書どころじゃない1年だったけどしょうがない。諦めて読んダラ日記の8年目を振り返ってみる。

・書籍:74冊
・漫画:ごく僅か

恐ろしいことに74冊全てが貰い物。その9割以上が引っ越しの際の出土品という事実。出土品はまだ山のようにあるから困ったね。

2011年はダラリと読みたい本を読みたいけど無理そう。んではまた来年。