読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2010年08月18日 [書籍の類]
笑う茶碗
  • 南伸坊
  • ちくま文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

相変わらず通販が売れまくってる。過去最高ペースで。フィリピンに行きまくってるおかげで、どんなに売れても年間収支は惨憺たる有様ではあるが、それはそれとして儲かるのは嬉しい。

んで。再びシンボー。とりたてて反対するような点もなければ、これといって共感する点もない。味のないぬるま湯を飲んでいるような、そんなエッセイ。ただ、なにも得るものがなかった代わりにストレスもなかったからヨシとしよう。実際、それくらいしか褒めようがない。

ダメだ。これは間違いなく俺向きではない。

■2010年08月17日 [書籍の類]
対岸の家事 シンボー主婦やってみた
  • 南伸坊
  • 新潮OH!文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

フィリピンの婚姻登録は諦めの境地。まだ時間がかかるとわかってしまったのでボーっと待つのみ。早くしてくれないと困るんだけど、なにせ相手はフィリピンだからなぁ。

んで。貰い物の中にあった南伸坊に初挑戦。伸坊って変な形状の頭蓋骨を持った人という認識しかなかったんだけど、本なんか出してるのね。その伸坊が家事をしてみた話らしいんだけど、これがまたどうでもいいことばっかりで困った困った。普通、男でも家事くらいは出来るじゃん。それが出来ないことをことさらに書かれても、要領と頭が悪いなぁとしか思えないし共感出来ないし面白くもない。

本当になんなのこれ?

■2010年08月12日 [書籍の類]
「大人」がいない…
  • 清水義範
  • ちくま新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

本日のお仕事終了。今日は7時間近く働いてしまった。間違いなく働き過ぎだなー。過労が心配。

んで。帰宅途中に読み終わった本日2冊目は日本に大人がいない話。大人って何よ、というところから始まって、途中色々あったけど、まとまりを欠いたまま結論は特になし。大人がいないなんていう話はいつの時代にもあるんじゃないの。実際には、昔も今もちゃんと大人はいるんだよ。サイレントマジョリティとして。この本にある“大人じゃない”人間が多数派だとは思えないし、増えているとも思わない。ゆとり世代は将来的にこうなるかも知れんけど。

清水義範にしては珍しく面白くなかった。ま、こういうこともあるよね。

■2010年08月12日 [書籍の類]
行儀よくしろ。
  • 清水義範
  • ちくま新書
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

今月の通販は未だかつてない売れ行き。これくらい売れてくれると仕事も楽しい。またフィリピンに行かなきゃいけないから、稼げる時に稼いでおこう。

んで。日本人のお行儀の話。ガキに限らず現代日本人は躾がなってない、それは自分に誇りが持てないからだ、だから文化をちゃんとしろ、と。ふむ、一つ一つ書いてることはごもっとも。読みやすいし。でも俺には身につまされるものがないからか、かなりどうでもいい印象。だって誇りを持っててお行儀もいい俺には関係がないもの。他人のことは知らん。

なんかさ、今の日本、みんな余裕なさすぎ。死ぬ時は死ぬんだし、それまでゆるーく生きようよ。

■2010年08月10日 [書籍の類]
大人のための文章教室
  • 清水義範
  • 講談社現代新書
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

婚姻証明書の手続きに全く進展がない。どうなってんだ! NSOのボホール支局に問い合わせたところ、「コンピュータ壊れた。たぶんウイルス。本局とオンライン繋がらない。ウキキッ」という返事。全手動で登録してるから長くかかるらしい。頼むよフィリピン……。

んで。ジャンル毎、こういうふうに書き進めていけば魅力的な文章になりますよ、という実用書的な体裁をとってて、確かに教えられる点も多いんだけど、その正体は得意の面白エッセイ。活字好きなら楽しめるネタ満載。間違ってもハウツー本のつもりで読んじゃダメだ。だいたい、文章書けるヤツは教えられなくても書けるし、書けないヤツはなにしても書けないし、ぶっちゃけ文章なんてセンスと気力が全てだし。

そのどっちもない俺だが、ふと影響を受けた文章ってなんだろうと考えてみた。筒井康隆と吉田戦車だろうか。あ、あと、ながいけん閣下マジ聖典。

■2010年08月06日 [書籍の類]
日本語必笑講座
  • 清水義範
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

相変わらず結婚関連の動きは全くないけれど、本業である通販はなぜか絶好調。日本経済復活の兆しか?

んで。なんとなくよく耳にする日本語の変なところなんかを面白おかしくまとめた一冊。ムック的とも言える雑多なくだらなさと表裏一体ではあるけど、サラッと楽しく読めた。この人の本は読んでて疲れないからいいやね。時間潰しにはもってこい。

逆に言えば読み応えは全くないんだけど、そこまで求めちゃ酷だってことは理解してる。

■2010年08月03日 [書籍の類]
ニッポン「亜熱帯」化宣言 そしてグローバル・ウイルスが逆襲する
  • 藤田紘一郎
  • 中公新書ラクレ
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

結婚してから1ヶ月以上経っているというのに、フィリピンでは証明書を取れる気配もない。さすが後進国。でも、今月はいきなり通販の収入が絶好調なので全て許せる気になった。結婚なんかよりも金だよな!

んで。なにかにつけて日本を滅亡させたい藤田による危機を煽るだけのなにか。怖い危ないと騒ぐだけで具体的な対応策は書かないのがお約束。結局、コイツの結論を簡単に言うと“清潔な日本が嫌い”ってことなんだよね。そんなに汚い生活が好きなら、もう勝手に糞便浴でもなんでもしてればいいじゃない。独りで。ひっそりと。他人に迷惑をかけずに。

温暖化だろうと寒冷化だろうと、なるようにしかならんのよ。強いヤツは生き残る。弱いヤツは死ぬ。それだけ。

■2010年07月29日 [書籍の類]
からだに良い水悪い水
  • 藤田紘一郎
  • 小学館文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

恥ずかしながら帰ってまいりました。幸せな新婚生活を営んでまいりました。でも婚姻証明は未だ取れず。どうなってんだフィリピン。

んで。医者のくせにデータもなにもなく思い込みだけでものを言うため寄生虫以外の話は全く面白くない藤田の世界の生水に関するなにか。この本では珍しくデータを元に語ってる部分が多いので、コイツにしては許せる類。ただ、本編であるアジアとか中近東の未開の地の水質は、国ごとの調査地点が少なすぎて比較可能なレベルに達してない。浅いよ。

でも外国で生水は気をつけよう、と改めて思った。フィリピンの山の中で、ミネラルウォーターだと思って飲んでたのが実は井戸水だった時の怖さと言ったら。

■2010年07月11日 [書籍の類]
女は男のどこを見ているか
  • 岩月謙司
  • ちくま新書
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

ずっと婚姻証明を待ってるんだけど、全く動きがないまま明日からまたフィリピン。17泊18日の滞在期間中に現地で証明書が取れれば理想的だなぁ。

んで。女に迎合する方法についての自己啓発本。その中身は結局のところ“自信を持って正しい道を歩め”という13文字で全てを説明できちゃった。俗なネタを引き合いに出してるあたりは読みやすかったけど、自己啓発など必要ない俺にとっては全く意味がなかった。だって女に限らず他人が自分をどう見ようと知ったこっちゃなかろう?

ちなみにウチの可愛い新妻(平成生まれ)は、俺の顔と財布と国籍しか見ていない気がするが、どうか。

■2010年07月07日 [書籍の類]
男の作法
  • 板坂元
  • PHP文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

結婚から早2週間。しかし未だ現地の婚姻登録がなされていない。なにも進展しない。ボホール島の山の中で結婚したから、マニラにあるNSOにデータが上がるまで時間がかかるみたい。徒歩で書類を運んでるんだろな。フィリピンだし。

んで。洗練された紳士になるための啓発本的ななにか。「男の作法」なんて、さも日本流の所作を指南しそうなタイトルだけど、これが欧米かぶれ甚だしく、なんでもかんでも米国では~英国では~。そういうのどうでもいいよ。だって俺、日本人だし、日本人が欧米人の真似しても滑稽なだけだって知ってるから。

と思ったら著者は大正生まれだった。それじゃしょうがない。脱亜入欧は憧れだもんね。舶来万歳ヽ(´ー`)丿