- 高村薫
- 講談社文庫
- 新本
どうにか読み終わった。正直かなり厳しい。
んで。問題はなにかと言うと、事件のスケールが小さい、文章が読みにくい、キャラが立ってない、とにかく盛り上がらない。上巻のヒキで期待させられた分、さらに落胆が大きかった。もう高村薫の小説を読むことはないと思う。
読み終わってから知ったんだけど、合田刑事っていう特徴のないキャラ、シリーズ化されてるのですか。うーむ、にわかには信じ難い。
- 高村薫
- 講談社文庫
- 新本
久々に自分の金で買った文庫は未体験ゾーンの高村薫。直木賞受賞作だそうだ。
んで。なんか個人的に直木賞って信頼できないというか、大して面白くない気がしていたんだけど。直木賞作家サスペンスが面白かったこと皆無だったもんで。でもなかなかどうして、けっこう読ませてくれた。文字びっちり改行少な目なんで読みにくいったらありゃしない&時間かかってしょうがないんだけど、ストーリーに入り込んじゃえばそれほど気にならない感じ。
一体どんな事件なんだろう。下巻が気になる。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
今日も今日とて仕事中に読書な日だった。いや、風邪のせいで体調不良だし口内炎が完治しないので仕事にならなかったの。眠いし、もう読書するしか。もしくは居眠り。
んで。『御宿かわせみ』はいつもの通り。超面白いってわけではないけれど、思わず読んじゃう。でも他に読みたい本が出てきたのでちょっと休憩。続けすぎると飽きちゃうし。
そういうわけで次は全然違うジャンルの小説を読んでみる予定。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
朝からノドが痛い。風邪がぶり返した。死ぬ。もう死ぬ。微熱のせいで仕事にならない。でも本は読んだ。
んで。また『御宿かわせみ』なんだけど、いつも通りなので特に書くことありません。相変わらず事件が発生しまくり解決しまくってた。強いて挙げれば、前巻の頃よりも時間の流れが遅くなったようなのが気になる。
ところで裏表紙の紹介文にある「この第四作で、いよいよ佳境に」はどうなんだろ。まだ序盤の序盤じゃないのかなぁ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
読み切りの短編だからとても通勤向き。片道1話なペース。もちろん仕事中も読んでるのでザクザク進む。
んで。平岩弓枝の文章は柔らかくていい。嫌味がない。そして文法がちゃんとしてる。事件が起きてかわせみが巻き込まれて解決、というパターンの繰り返しなんだけど、でもなんでだか先を読みたくなる。悔しいけど面白い。これが王道というものなのか。
名前の出てきたキャラが確実に事件に絡む、逆に言うと事件に関係のない名前が出てこないのもポイント高い。無駄な名前を憶えなくていいんだもん。
- 林望
- 文春文庫
- 借り物
とりあえず熱は下がったのでフラフラと仕事に行った。でも本調子にはほど遠かったので朦朧と本を読んでた。
んで。今回のリンボウは十八番と言われてる英国エッセイ。タイトル通り食べ物に関する話題がメイン。我が心の故郷オーストラリアに近いものがあって面白かった。中でも外せないのがFish&Chips。オーストラリアでもポピュラーなファストフードだったけど、どうもイギリス本土は魚の種類が違うようで、俺の一番好きなFlakeが出てこなかった。大西洋じゃ獲れないのかな。
ああ、こんなの読んだらメルボルンに行きたくなってきた。食べまくりたいなぁ。
- 幻冬舎
- ムック
今朝、ダルくて起きられなかった。昼過ぎ、どうにか起きだしてみたものの、寒い。もしやと思って熱を計ったら37.5度。昨日の夜、イヤな頭痛がしたんだよな。しょうがないから大人しく布団の中で雑誌。
んで。今回もちょっと面白かった。税金の話とか軍事学がお気に入りなんだけど、今回輝いていたのは小林至の「評論 英語なんかいらない」。小林といえば下手投げに挑戦するとかしないとか言ってるうちにクビになった人だ。懐かしい。確かに日本在住の日本人に英語なんて不要だと思う。国内で困ったことないもん。そう、英語なんかいらないんだ(と自分に言い聞かす帰国子女)。
そして夜、体温は39度まで上昇。明日は仕事なのに。
- 防衛弘済会
- 月刊誌
なんかダルい。でも幸いなことに仕事はラクなので問題ナシと言えば問題ナシ。とりあえず頑張って雑誌を読んだ。
んで。若者への街頭アンケートってのが載ってた。こりゃひどい。国防や安全保障に関してあまりに無知、というか考えてなさすぎ。どうもこの国の民は“いざという時”をイメージできてない気がするよ。
その時が来てから焦っても遅いと思うんだけどなぁ。とても不安。
- ニュートンプレス
- 月刊誌
世の中ではひな祭りらしいけど、娘も妹もいないので全く関係ありません。あまりに無関係だったから仕事中に雑誌読んだ。
んで。今月号は『ニュートン』らしかった。特集「神わざの先端医療」の外科医は髪の毛の太さの針とその1/10の太さの糸を使って縫合してた。脳外科スゲェー。
別の記事に出てきたHIMACっていう重粒子線がん治療装置もスゴい。この調子で医学が進化すればどんな病気でも治せちゃうようになるかなぁ。そしたら心強い。でも病院嫌いの俺にはあんまり関係ないんだった。
- アルゴノート社
- 月刊誌
雑誌から抜け出せない。早く片付けたい。
んで。今月の特集はイギリスのMBT「チャレンジャー2戦車の開発と発展」。個人的には決してカッコイイとは思えないチャレンジャー2だけど、重くてゴツくてこれぞ戦車っていう雰囲気はある。チョーバム・アーマーとか120mmライフル砲へのこだわりもマニアックでいい。メルカバほどじゃないけど。なんかチャレンジャーは“超重い”という印象。実はレオパルド2もM1も新型は60tクラスだから変わらないはずなんだけど、チャレンジャーのほうが重たそうに見えてしょうがない。倍はある。
出力重量比がちっちゃいからかもな。所詮はチーフテン改。