2007年02月 の日記
■2007年02月25日 [雑誌の類]
MAMOR (2007.4月号)
  • 扶桑社
  • 月刊誌
読んダラ通算2号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで創刊2号目にしてこの表紙。配置と配色が間抜け。文字の下が切れてる。やる気なさそう。中身も『セキュリタリアン』時代に戻ったような脱力感。特集は技本の提灯記事で、薄くて読めたもんじゃない。「吉田栄作スペシャルインタビュー」なんてのもあったが栄作なんて読む気にならない。扶桑社、早くも力尽きた。

中でも表紙のど真ん中に書いてあった「90式戦車 コックピットを初公開!」はひどかった。車長席と砲手席の写真らしいんだが、両方ともハッチ外からチラ見した厳しいアングル。おまけに車長席のほうは凄まじくピンぼけ。頼むよK.Tanaka(撮影)。

■2007年02月23日 [書籍の類]
自衛隊vs.北朝鮮
  • 半田滋
  • 新潮新書
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

ずっとリバース串の実証実験。今週はSquidで始まりSquidで終わった。他の作業が割り込んでくるから時間かかるんだよな。締め切りがあるわけじゃないからいいけど。

んで。まだ自衛隊物。北朝鮮と戦ったらこうなるという話。大まかな状況ごとに解説してあって読みやすかった。自衛隊は、正規戦なら絶対に勝つ。でも正規戦にはなりそうにないので大ピンチ。非正規戦、超苦手ッス。とか言ってるうちにゲリラとキムチの混ざった難民が押し寄せて大変なことになるらしい。まぁ政府専用機がB767だと思い込んでる人の書くことだから信頼性は微妙だが。

俺なんかは、防衛出動も治安出動も発令されないまま政府壊滅という可能性が一番高いと思うけど。

■2007年02月21日 [書籍の類]
自衛隊指揮官
  • 瀧野隆浩
  • 講談社+α文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

デンドロビウムの勇姿を求めてようつべをうろついてたら英語をしゃべるガトーがいた。日本語よりカコイイ!!

んで。まだ自衛隊物。書いたのは防大任官拒否組の毎日新聞の防衛庁担当。任官拒否とはいえ腐っても防大卒。制服組の人脈を活用した密度の高い話だった。読みやすい文章も高評価よ。取り上げられていたのは地下鉄サリン、能登沖不審船、ミグ事件、領空侵犯警告射撃の各現場指揮官。ただの国家公務員(特別職)なのに命懸けだなんて、自衛官も大変だな。

なお、突出して面白かったのは地下鉄サリンだった。やるなオウム。

■2007年02月20日 [書籍の類]
日本の軍事システム 自衛隊装備の問題点
  • 江畑謙介
  • 講談社現代新書
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

引き続きWebアプリ負荷分散ミッション。リバースプロキシにキャッシュさせることを思いついたのでSquidの勉強を始めてみた。なかなか面白い。

んで。まだ自衛隊物。江畑謙介というと異様なヅラ個性的な頭髪の印象しかないけど、軍事的なものを書くことがあるみたい。内容はRMA時代を迎えて自衛隊の装備をどうするべきか、国民の財産だからみんなで考えよう、という話だった。ちょっとヒネリ不足。文章が微妙に下手で読みにくかった。

ぶっちゃけ自衛隊の装備に関しては素人の国民がいくら考えても無駄という気がする。国民は口を出さずに金を出せ。そうすればララァも喜ぶ。

■2007年02月16日 [書籍の類]
銀座に装甲車を入れた元陸将の「国防軍」改革案 自衛隊に誇りを
  • 志方俊之
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

Webアプリの負荷分散を考え中。httpdはrsyncで、と思ったんだけど同期にタイムラグがあるのか。商用だから404は ( ゚Д゚)マズー だ。よし、来週に持ち越し。

んで。また自衛隊物。より使える組織になるための提言。自衛隊は頑張ってるんだけど、なにせ日陰者だからまず誇りが必要らしい。うむ、志方さんがそういうならそうしておこう。個人的には裏街道を驀進する自衛隊も好きなんだが。

警察、消防、自衛隊、海保などの連携で足し算を掛け算に、という記述があったんだけど、挙げられてた数字が1+1+1+1だったので掛け算すると……。

■2007年02月15日 [書籍の類]
日本国防軍を創設せよ
  • 栗栖弘臣
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

本日の仕事はログとにらめっこ。ApacheのアクセスログとWebアプリの動作ログを突き合わせて苦しんだ結果、問題は回線状況にあると断定。俺のせいじゃなかった。

んで。自衛隊物。著者は超法規発言で時の防衛庁長官・金丸信に更迭された悲運の元統幕議長。面白味のない文章にちょっと苦労した。内容は、つまり自衛隊を軍にしようってこと。集団的自衛権を認めよう。憲法9条を破棄しよう。兵器輸出を解禁しよう。先制攻撃しよう。とまでは書いてなかったね。とりあえず軍にするのは賛成。そこさえクリアすれば、あとは済し崩しでなんとかなりそうだし。

2000年当時の話だから賞味期限切れのネタが多かったけど、けっこう勉強になった。ような気がする。

■2007年02月14日 [雑誌の類]
MamoR (創刊準備号)
  • 扶桑社
  • ムック
読んダラ通算0号目

読書の途中だけど雑誌のようなムック。

んなわけで買うのを忘れてた創刊準備号。既に創刊号が出てるからパスしようとしたんだけど後ろ髪を引かれてしまった。タイトル表記が微妙に違う程度で、記事構成は準備号も創刊号も変わりない。「ミリ・レポ」で西部方面普通科連隊レンジャー小隊の人が持ってる89Rの照星が変だったのが気になった。

創刊号の読者ページに載ってた「GO GO! 辞典くん」というユルい4コマ漫画の第1話が全く意味不明だった理由がわかった。準備号に第0話が存在した。それだけでも買った甲斐があったな、準備号。

■2007年02月09日 [書籍の類]
今こそ知りたい 自衛隊の実力
  • 別冊宝島編集部(編)
  • 宝島社文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

本日の仕事はXPプリインスコのノートPCをデュアルブートにしてRHEL突っ込んだり。相変わらず本職不明。

んで。流れのまま自衛隊物。今回も旧迷彩が表紙の古い本。内容は玉石混淆。玉の筆頭は徳田八郎衛によるレーダーの話。サイトとか移警隊の機能がザックリと解説されていてとても勉強になった。13ページしかなかったのが惜しい。いっそ丸ごと1冊この話題でよかったのに。この他に玉は……ないな。これ以外は全て石だ。

自衛隊は実力あるのに、それを発揮できないからもったいない。もっと頑張れイスラム教徒と将軍様。

■2007年02月08日 [書籍の類]
裸の自衛隊
  • 別冊宝島編集部(編)
  • 宝島社文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

MPEG2デコーダのリソース消費量を測定したりWebサーバの負荷分散を画策したりと広く浅く活躍中。なにが本職なのかよくわからん。

んで。自衛隊物。知られざる自衛官の本音に迫ったものらしい。表紙の旧迷彩の通り古い本だったけど、自衛隊ネタだからそれなりに。ただライターが自衛隊素人で力不足。中でも土本亜理子という自称ルポライターによる陸自婦教隊のレポートはひどかった。例えば射撃訓練の号令を「目標、正面の敵!」なんて書いてたけど、この場合“テキ”のアクセントは頭高型(テ\キ)だから、敵(尾高型テ/キ)ではなく“正面の”だろう。だいたい射撃場に敵なんていないでしょ、常識で考えて。自衛隊を批判する前にもう少し勉強してよ。

でもまぁ、こんなもんかな。別冊宝島だし。

■2007年02月06日 [書籍の類]
金正日非公認情報 反乱する北朝鮮
  • 惠谷治
  • 徳間文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

ついに冬休み終了。仕事なんてイヤだイヤだと駄々をこねてたんだけど出社したらけっこう楽しかったので、どうも俺ってば歌って踊れて仕事も出来る美少女だったみたい。知ってたけど。

んで。また北鮮物。脱北者が持ち出した北鮮情報を日本人の著者がまとめたもので、半島人が書いた本と違ってちゃんと文章になってた。それなりに面白い本のような気はするんだけど、残念なことに今の俺は北鮮に飽きちゃってるから超どうでもいい。興味を持てたのは軍事パレードの映像から検証した北鮮軍の装備の話だけだった。どうせ賞味期限切れてるけど。

北鮮物を続けて読んだ結果、半島などに興味ナシという結論に至った。もうなんでもいいから将軍様による統一希望。

■2007年02月02日 [書籍の類]
金正日の極秘軍事機密
  • 林永宣/池田菊敏(訳)
  • 徳間文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆☆

毎日規則正しく自堕落に過ごしていたら、1ヶ月以上あったはずの冬休みも残り僅かになっていた。さて、逃げるか。

んで。北鮮で将軍様批判ビラを撒いて捕まりそうになったから南鮮に逃げたという斜め上の電波くんが書いた本。ソースは全て噂話。5W1Hを知らないので意味不明。それでも驚くべき事に北鮮では「文章力があると認められて」いたらしい。文盲の国では読み書きできれば王様ということか。また「どこに行っても若い女性たちの目をひく」とか、人々が「みとれるほどであった」なんて書いてたので、どんだけ男前かと著者近影を見たら非常に残念な結果が出た。自意識過剰にもほどがある。

The only good チョソ is a dead チョソ.

■2007年02月01日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2007.3月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算10号目

読書の途中だけどまた雑誌。

んなわけでトップ記事は「磁性流体アート」。所謂デバイスアートで実用品じゃないから興味ナシ。磁性流体は元々アポロ計画で考案されたもので、磁場で位置決め可能なシール材として普通に使われてる、という話は面白かったがアートは無理。気になった記事は「さらばキログラム原器」か。未だ原器を大切に使っているらしい。大丈夫かキログラム。自然定数への移行計画もあるようだけど時間かかりそう。正確な体重がわからないとダイエットする気にならないので早くしてほしい。

「変わりダネ植物誌」という新連載が始まった。植物に興味ないけど面白かった。安定して読めるページになってくれることを祈る。