そんなこんなで読書する気が全然起きない1年だったけどしょうがない。諦めて読んダラ日記の6年目を振り返ってみる。
・書籍:87冊
・漫画:ちょこっと
冊数が大幅に減ったよ。去年から本を読むのに飽きが来てたのにプラスして、つまらない本が多くて心が折れた。面白い本に出会いたいと切実に思う。
2009年はダラリと読まないかも。んではまた来年。
- 石渡幸二
- 中公文庫
- 古本
メリークリスマス。超どうでもいい。
んで。世艦の人がいろんなところに寄稿したエッセイ的なものを集めた短編集。第二次大戦中の戦艦の話題が多かったけど、軍艦の歴史とか日露戦争時の連合艦隊の話なんかもあって最後まで飽きずに楽しめた。このところ国語力のない人が書いた本が続いてたから、文章がちゃんとしてるのも嬉しかったよ。
軍艦物の作家では、間違いなくこの人が図抜けてる。さすが世艦の創刊者だぜ。
- 豊田穣
- 集英社文庫
- 借り物
冬休みに入って早くも1週間が過ぎようとしているよ。あと10日もすれば年が明けちゃうよ。怖い。時の流れが怖い。
んで。帝国海軍機動部隊が誇った大型空母・瑞鶴の話。だと思うよね普通は。でも実際には瑞鶴の飛行隊が主役で、それに次ぐのが翔鶴飛行隊だった。瑞鶴なんて端役も端役、超おざなりな扱い。これのどこが『瑞鶴の生涯』なんだろう。豊田穣はいつもこうだな。文章も上手くないし全然ダメ。
ま、集英社の本だからしょうがないんだけどさ。だって集英社だからね。
- 大内建二
- 光人社NF文庫
- 古本
本日のお仕事は久しぶりのCGIだった。自分ではこれが本職だと思ってるんだけど、仕事でやる機会が少なくてちょっと寂しい。
んで。第二次世界大戦あたりのマイナー空母の話。未完成に終わった空母の話と思いきや、普通に完成して普通に活躍した艦が普通に出てきたのでタイトルに偽りあり。だったんだけど、そんなもん著者の凶悪なまでに下手な文章の前ではほんの些細な問題に過ぎなかった。これはひどい。
この人は空母のことより先に国語を初歩から勉強するべきだと思う。
- 大内建二
- 光人社NF文庫
- 古本
油断してたら師走になってた。もう年間100冊なんて無理じゃね? 年内にあと16冊も読めるわけがない。諦めた。
んで。第二次世界大戦で徴用された漁船とか貨物船が活躍したりしなかったりした話。日本の船だけじゃなく、クイーン・エリザベス号とかリバティ船なんかも出てきたりして興味深いテーマではあったんだけど、内容云々の前に文章がアレすぎて読めたもんじゃなかった。
文章力の平均値が異常に低い戦史物の中でも、この人の文章は群を抜いて下手だ。木俣滋郎の次くらいに下手。