- 下田四郎
- 光人社NF文庫
- 古本
休みに入ってからというもの平穏無事に喰っちゃ寝飲んじゃ寝な毎日。これぞ最高の春休みだぜ。社会人としては終わっているがなー。
んで。戦車第九連隊は米軍に夜襲を仕掛けた結果、返り討ちにあって一瞬で壊滅しちゃったので実はあんまりサイパン戦車戦な話じゃなかったんだけど、そこに至るまでの帝国陸軍における戦車部隊の成り立ちとか運用思想のくだりが面白かったのでヨシとする。そしてなにより、リアルやわらか戦車チハタンのカワイさが異常。∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい。
この著者、靖国神社の遊就館にあるチハタンをサイパンから持って帰ってきた人みたい。愛だねぇ。
- 伊藤桂一
- 光人社NF文庫
- 古本
今回の派遣契約も無事終了して、世の中よりも若干早めの春休み突入。例によって次の仕事の話は全く出ていないので、今回こそ長期休暇の予感。長期休暇になってもらいたい。このまま夏まで休んじゃっても罰は当たらない気がするよ。
んで。直木賞作家っぽい人が書いた実話ベースの短編集っぽいなにか。読み切りもあれば続き物もあり、果てはエッセイまで混ざってるというテキトーな編成で、これといって印象に残るような話はなかったけど書いたのがプロの作家だけあって素人体験談的戦記作文なんかとは比べ物にならない安定感。このへんは腐っても直木賞。
って、直木賞はそもそも腐ってるわけだが。

ジャストフィット
- 藤木俊
- 小学館
無言
(無乳娘がそれはもう愛くるしいまでに小さな乳房をなんかこういい感じでグワシってされながら)
偉大な哲学者であるニーチェはこう言いました。「貧乳はステータスだ」と。む、ニーチェじゃなくてハイデガーだったかも……いや、ニーチェ。今、確かめた。ニーチェがそう言った。貧乳こそ唯一無二の真理であることはニーチェによらずとも自明ではありますが。
唯一、悔やまれるとすればメガネをお召しになられていない点でありましょうが、当該状況においてはごく些細な問題であり貧乳の価値になんら影響を与えるものではありません。ええ、ありませんとも。
だって貧乳に…もっさりショートの……微乳が…無乳で……スポーツブラぁぁぁ! ああぁ、キョーコたん…キョーコたん……手のひらサイズうっ(;´Д`)ハァハァ
- 井坂源嗣
- 光人社NF文庫
- 古本
予定外のインフルエンザのおかげで溜まってしまった大量のお仕事もどうにかリカバーに成功。気がつけば今期契約の稼働時間も残すところあと僅か。寝込んでなかったら今ごろ春休みを満喫中だったんじゃないか? うう恨めしい。
んで。主にビルマ方面で撤退し続けた陸軍兵長の回顧録。撤退の捨て石だけあって、ただもうひたすら逃げただけ。戦ってないので1対15もなにもあったもんじゃない。素人戦記物としては、まぁこんなもんかっていうレベル。よくあるパターンで、自分を格好よく書きすぎてる嫌いあり。たかが兵長がそんなにリーダーシップ取るか?
妙な自己顕示欲があるからこそ体験談を本にしようなんて考えるんだろうけど、なんかみっともない。記憶も都合いいようにすり替わっちゃってるだろうしなー。
- 尾川正二
- 光人社NF文庫
- 古本
今年の風邪はキツいなぁと思っていたら実はインフルだったというオチ。連日40度オーバーの高熱が1週間、そりゃ一部記憶も飛んじゃうさ。特効薬リレンザのおかげで辛うじて生還したが、ガキや年寄りが死ぬのも納得できる。罹るな危険。
んで。ニューギニア帰りの五流大教授が書いた本。言い回しがいちいち(下手な)文学的でイライライライラ。著者あとがきによると、戦記ではなく極限状況下での人間の素描を試みたらしい。いかにも純文学くずれがやりそうなことよな。もうね、所詮は素人作文なんだから格好つけずに事実だけ書いてくれればいいのよ。無駄に観念的で抽象的で詩的な心理描写なんて要らんのよ。マジ読んでらんない。
でも、こんなもんが第1回大宅賞の受賞作という恐ろしい事実。審査したヤツちょっと来い。