- 藤田紘一郎
- 小学館文庫
- 貰い物
恥ずかしながら帰ってまいりました。幸せな新婚生活を営んでまいりました。でも婚姻証明は未だ取れず。どうなってんだフィリピン。
んで。医者のくせにデータもなにもなく思い込みだけでものを言うため寄生虫以外の話は全く面白くない藤田の世界の生水に関するなにか。この本では珍しくデータを元に語ってる部分が多いので、コイツにしては許せる類。ただ、本編であるアジアとか中近東の未開の地の水質は、国ごとの調査地点が少なすぎて比較可能なレベルに達してない。浅いよ。
でも外国で生水は気をつけよう、と改めて思った。フィリピンの山の中で、ミネラルウォーターだと思って飲んでたのが実は井戸水だった時の怖さと言ったら。
- 岩月謙司
- ちくま新書
- 貰い物
ずっと婚姻証明を待ってるんだけど、全く動きがないまま明日からまたフィリピン。17泊18日の滞在期間中に現地で証明書が取れれば理想的だなぁ。
んで。女に迎合する方法についての自己啓発本。その中身は結局のところ“自信を持って正しい道を歩め”という13文字で全てを説明できちゃった。俗なネタを引き合いに出してるあたりは読みやすかったけど、自己啓発など必要ない俺にとっては全く意味がなかった。だって女に限らず他人が自分をどう見ようと知ったこっちゃなかろう?
ちなみにウチの可愛い新妻(平成生まれ)は、俺の顔と財布と国籍しか見ていない気がするが、どうか。
- 板坂元
- PHP文庫
- 貰い物
結婚から早2週間。しかし未だ現地の婚姻登録がなされていない。なにも進展しない。ボホール島の山の中で結婚したから、マニラにあるNSOにデータが上がるまで時間がかかるみたい。徒歩で書類を運んでるんだろな。フィリピンだし。
んで。洗練された紳士になるための啓発本的ななにか。「男の作法」なんて、さも日本流の所作を指南しそうなタイトルだけど、これが欧米かぶれ甚だしく、なんでもかんでも米国では~英国では~。そういうのどうでもいいよ。だって俺、日本人だし、日本人が欧米人の真似しても滑稽なだけだって知ってるから。
と思ったら著者は大正生まれだった。それじゃしょうがない。脱亜入欧は憧れだもんね。舶来万歳ヽ(´ー`)丿
- 塩野七生
- 文藝春秋
- 貰い物
結婚から12日が経過。次の仕事は日本で婚姻届を出すことなんだけど、それには現地の婚姻証明書なんかが必要なのだ。でも相手はフィリピンなので証明書がいつ発行されるか全く不明。なにも出来ないなー。
んで。久しぶりの単行本は、ローマ人の中の人による男たちへのなにか。女っぽくないカラッとした文章はストレス無く読めたけど、ぶっちゃけ書いてることは知ったこっちゃねぇー。典型的な日本人ですし。他人と同じでいいですし。フツウの男でいいですし。
っつーか中身云々よりも、とかく単行本の大きさ重さ読みにくさ。これに尽きる。この世に単行本など要らん。