2010年11月 の日記
■2010年11月24日 [書籍の類]
無意識の構造
  • 河合隼雄
  • 中公新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

新妻に在留資格認定証明書をビザと引き替えてくるよう指示。新妻が過去に悪いことしてなければ、そんなに日数かからずにビザがもらえるはず……悪いことしてないんだろうな。

んで。心理学者による無意識の本。参考になるようなことも勉強になるようなことも興味深いことすらもなく、心理学者らしい見てきたような嘘八百。はいユングユング。心理学って論拠薄いよね。というか論拠皆無だよね。くだらん。

そういやこれ、飯能図書館のかえる文庫の本なんだよなー。返そうにも近くにないし、どうすりゃいいんだ。

■2010年11月20日 [書籍の類]
志ん朝のあまから暦
  • 古今亭志ん朝/齋藤明
  • 河出文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

悩んだ結果、在留資格認定証明書はFedEXで送った。数グラムの書類のために送料4,092円! 高ぇ! が、フィリピンの住所もない場所にいる娘の元に届いた。それも翌日。スゲェぜFedEX。

んで。志ん朝による季節の小咄。けっこう面白いし、勉強にもなった。ただし。歳時記な体裁だけあって、けっこうな頻度で和歌短歌俳句詩が出てくる。こういうのを目にした途端に俺の機嫌が悪くなる。詩ってこの世に必要ないと思うんだ。狂歌、川柳は許す。

ま、証明書がちゃんと届いたからなんでもいいや。

■2010年11月17日 [書籍の類]
山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇
  • 山口瞳(著)/重松清(編)
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

申請から約2ヶ月、東京入管から簡易書留キター。審査通過で在留資格認定証明書ゲトー。あとはこれを新妻に届けなければならん。でも新妻のアパートには明確な住所がない。EMSで送るとPhilPostが見事に紛失してくれる自信がある。どうすっか。

んで。苦手の山口瞳、手持ちラスト。中年篇の傑作選と言われても選者が変わっただけで書いてる人間は同じだもんよ。理由はわからないがいけ好かない。よくわかんねーけど女みたいな名前を名乗ってんじゃねーぞ! という怒りが以下略。

こういうのを生理的にダメって言うんだろか。いやもうとにかくいけ好かない。

■2010年11月12日 [書籍の類]
ミステリーゾーンに挑む UFOオカルト超能力のすべて
  • リーダーズダイジェスト
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

負けるなsengoku38。お前はなにも悪くない。むしろ誇っていい。

んで。大型本は通勤時に読めないからルール違反だけど並行読み。大昔に親の知り合いからもらった本の中の1冊だったような気がするが、昔すぎて詳細不明。当時小さかった俺は、挿絵や写真の不気味な雰囲気に恐怖を感じたものだった。懐かしや。今になって初めてちゃんと読んでみたら、案外しっかりと謎に挑んでいたよ。そうか、こういう本だったのか。どのネタも最後は無難に“今後の解明が期待”されてるだけだったけど、興味深い話も多かった。上出来。

30年近く前から家の本棚に鎮座していた本を読み終えて感無量。いや、俺はまだ18才だけどね。

■2010年11月10日 [書籍の類]
山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇
  • 山口瞳(著)/嵐山光三郎(編)
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

新妻の在留許可が下りないと、次のフィリピン行きの予定が立たないぞ。審査早く。

んで。嫌いな物から先に食べるタイプなので、山口瞳、コイツを先に片付ける。週刊新潮の名物連載コラムの傑作選とのことだが、傑作なんかねーよ! いけ好かないんだよ! 理由はわからない。が、とにかく文章がいけ好かない。よくわかんねーけど気取ってんじゃねーぞ禿メガネ! という怒りが込み上げてくる。なんでかなー。

今までなにも感じなかったサントリーの広告キャラ、アンクルトリスってゆーの? アレ見て嫌悪感が湧くようになったぞ。絶大なる山口効果。

■2010年11月08日 [書籍の類]
新装版 諸君!この人生、大変なんだ
  • 山口瞳(著)/常盤新平(編)
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

仕事行って、帰ってきて、新妻と電話で話して、寝る。そういう日々。かなり疲れてきた。ビザ早く!

んで。サントリーの広告の人に初挑戦。結果、これはダメだ。明確にダメだ。酒の広告もいけ好かない。エッセイもいけ好かない。対談もいけ好かない。読めば読むほどいけ好かない。説教臭さで鼻が曲がりそうだ。貴様、何様のつもりだ!

コイツの本は、まだ何冊か未読在庫がある。とってもマズい予感がするぜ。

■2010年11月04日 [書籍の類]
ちぐはぐな身体 ファッションって何?
  • 鷲田清一
  • ちくま文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

ああ、仕事めんどくせぇ。それなりに注文が入ってるところもめんどくせぇ。もう少し休みがほしいなぁ。

んで。哲学畑の人が、ファッションとはいかなるものなのかを説いてみた本。やっぱりというかなんというか、どこまで行っても観念的。具体的な例を挙げて説明をしても観念的。このへんは哲学畑の面目躍如。丁寧に書いてることはわかる。その姿勢に好感も持てる。が、スマン。これっぽっちも興味がない。

ファッションを哲学することに意義はあるかな。ないような気がするな。

■2010年11月01日 [書籍の類]
制服概論
  • 酒井順子
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

フィリピン滞在を終えて、3週間ぶりにお仕事再開。ああ、働きたくねぇ……。

んで。制服好きを自認する著者によるよしなし事。学生、社会人、軍隊、スポーツの各制服について、とりとめのない雑感がつらつらと。俺も制服は嫌いじゃないが、あんまりそそられる内容じゃなかった。あとね、海と陸さんは取り上げてるのに、我らが空自は完全無視ってどういうことだ納得いかねぇ。

結局のことろ、不肖・宮嶋による巻末の解説が一番面白かった、というお話。