- 飯田史彦
- PHP文庫
- 貰い物
週末、学生時代の友達の家で夫婦同伴のホームパーチーしてきた。結婚するとこういう機会もあるのだな。新鮮だ。
んで。恐ろしい本に出会ってしまった。生まれ変わりは科学的に証明された、今世をよく生きれば来世も幸せ! というイスラム原理主義者ばりのキチガイ感全開な一冊。ポイントは、生まれ変わりの証拠として繰り返し紹介される研究がなにも証明してないという事実。退行催眠中の発言が科学的証拠になるかバカw 気持ち悪くなりたい人には自信を持ってオススメ。
福島大学助教授だった著者は今、スピリチュアルな研究所を立ち上げてカウンセリングで食ってるみたい。ウソを信じる人間を集める段階が終わって、吸い上げに入ったんだね。教科書に載せたいほど見事な霊感商法だ。
- 立元幸治
- ちくま新書
- 貰い物
週末、20ン年ぶりで西武園へ行ってきた。60周年記念で1日券が600円だったもんでな。妻を騙してループスクリューコースターに乗せたりして面白かった。SSWどこー?
んで。まだ心に振り回される。今回は中高年の心が出家するらしいよ。金のことだけ考えて生きてきた中高年に、心が充実したセカンドライフを過ごすようなアドバイス的な感じ? 俺にはこれっぽっちも必要ないから内容はどうでもいいとして、昔の人の言葉からの引用が多い。超多い。自分の言葉で書けよ。
こんな本にすがらなきゃいけない中高年って、どんだけ寂しい人生を送ってきたんだか。まぁ、自業自得だからいいけど。
- 袰岩奈々
- 集英社新書
- 貰い物
妻が来日してから、仕事もプライベートもずっと一緒に行動してる。こういうところが自営業の強みだな。早く日本に慣れなさい。
んで。未だに心理学の流れを断ち切れず。今回はカウンセラーによる心のトレーニングとかなんとか。人間関係が希釈になった現代社会では大人も子供も感情をコントロール出来なくなってるんだってさ。うん、ウソ臭い。子供と会話する時はこうしましょう、なんていうマニュアルを出してくるのも気に食わない。人それぞれでいいじゃん。全体主義者か?
カウンセラーは、こうして火のないところに煙を立てて自分の商売のネタを自ら作り出すのだった。
- 小沢牧子
- 新書y
- 貰い物
そろそろ死にそうな祖母の面倒を見るため両親が我が家に滞在中。新妻との初対面は好評のうちに終了したのでひとまず安心。嫁ってより孫みたい。
んで。ユングな流れのままにそういう関連の本。こんなタイトルだからきっと心理学を否定しているに違いないと期待して読んでみたらそうでもなかった。臨床心理学が商品化されてる現状や、カウンセリングをマンセーする社会の流れがイクナイというだけで、心理学そのものを否定するわけじゃないのね。納得いかぬ。
心理学なんてオカルトだよ。科学として成立しないんだよ。まずそれをわかれ。
- 河合隼雄/松岡和子
- 新潮文庫
- 貰い物
あけよろ。新妻、年末に無事来日。以来ずっと凍えてる。熱帯の島の原住民がいきなり真冬の日本だからな。しかし俺にはどうにもできん。諦めろ。日本では毎年こうなのだ。
んで。心理学者とよくわからない人によるなにか。シェイクスピア、心理学、対談。これほどまでに興味のない組み合わせが存在しようとは……恐ろしい世の中だぜ。どこからどう読んだって面白いわけないじゃん。ダメに決まってるじゃん。
これ何度でも言わせてもらうけどね、対談をわざわざ文字に起こすな。