- 西村公朝
- 新潮文庫
- 貰い物
無事に結婚2周年を迎えた。フィリピン人との国際結婚は上手くいかないケースが多いと聞くが、ウチは今のところ問題なし。いつまで続くかな。
んで。仏像修理技師(かつ仏師かつ僧侶)の人が書いた仏像の本。渋い。仏像には全く詳しくないし意味も皆目わからない俺だが、仏像の材質とか修理方法についてのエピソードは大変興味深く読めた。まず関わることのない世界だけど、たまにはこういうのも新鮮でいいね!
表紙になってる興福寺の阿修羅像がいい顔をしていることは、ずぶの素人でもわかる。なにか普遍的な魅力があるのだろうな。深いぜ仏像。
- 弘兼憲史
- 祥伝社黄金文庫
- 貰い物
しばらく減っていた通販の注文数が微増傾向。しかし利益率の低下は止まらず、売っても売っても金にならない。なんという過当競争。
んで。仕事のことしか考えてこなかった団塊世代のつまらんオヤジどもを対象に、老後は好きなことやれ趣味を持てという、とてもありがちな指南書。団塊でもなんでもない世代の俺からすれば、心の底からどうでもいい。たかが漫画家がなんか偉そうなこと書いてるなーという以上の感想はなし。
というかね、団塊は早いとこ天に召されていただくのが世のためだ。老後とか考えなくていいよ。
- 柳田邦男
- 文春文庫
- 貰い物
通販で安いスパゲティを見つけたから試しに10kg買ってみた。まだ食べてないけど、トルコ産という点に不安と期待が入り交じる。
んで。1970代以降のノンフィクション作品から日本社会の動きを追ってみたという本。実際には時代云々は後付けっぽくて、要は作品紹介&拾い読み。この本単体では面白くもなんともないけど、ノンフィクション好きにとって目録的な利用価値は多少あった。取り上げられてた中で読んでみたいと思える作品がほとんどなかったのは大問題だけど。
ま、目録だからね。続きを買ってまで読むほどのものではないから1巻で終了。
- 水口義朗
- 集英社文庫
- 貰い物
菊地のリークのせいで高橋克也ピンチw 懸賞金1,000万円がかかったこの包囲網から逃げ切れたら大したもんだぞ。死に物狂いで逃げろ高橋!
んで。身体のパーツをお題にしたエッセイ。病気ネタと下ネタが多かったかなぁ。大して面白くなかったからよく覚えてないや。読んだそばから忘れていくような内容だったことだけは確実。かろうじて移動中の時間潰しに使える程度かなぁ。
集英社文庫って、なんでこうもつまらないのばっかり揃えてるのかね。逆に感心しちゃうレベルだよ。
- 鷲田小彌太
- PHP文庫
- 貰い物
オウムの菊地直子が今頃になって出てきたとか。ここまで逃げてたなら最後まで逃げ切れよ根性なしが。どうせ真相解明には繋がらないだろうし、さっくり死刑で。
んで。教養について書いたってことなんだけど、ただの雑学&エッセイだったよ。まぁ、それがこの人の言う教養だとしたら教養なんだろうけど、俺にはそう思えないし、間違いなくなんの役にも立たない。司馬遼太郎の小説が池波正太郎より「知恵がつく」なんて書いちゃうくらいだから、そのレベル推して知るべし。
これが「大人の知性」だとしたら、たいていの人は普通に生きてればクリアってことよ。意味ねー。
- 鈴木孝
- 三樹書房
- 借り物
東電、超大赤字国有企業のくせに給料アップだと? 利用者を舐めるのもいい加減にしろよ。電力自由化早く!
んで。掟破りの平行読みで読了したのは店から借りてきた単行本。日野自動車の元副社長によるエンジン開発の思い出話。戦前から平成まで、駆け足だけど日野の歩みが凝縮されててなかなか面白かった。専門用語はよくわからんが、文章は下手じゃないし写真も多いからスラスラ読めたよ。著者自身によるイラストも妙な味があっていい感じ。
パリダカでのカミオン総合1~3位独占以来、トラックを買う時が来たら日野レンジャーにしようと決めている。がんばれ日野。