2012年08月 の日記
■2012年08月31日 [書籍の類]
恵比寿屋喜兵衛手控え
  • 佐藤雅美
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

Plug N' Talk代替でTalkTipidを使えってことになったんだけど、これがまさにフィリピン品質。全然繋がらないのは電話として致命的。どうすんのこれ。さすがフィリピン、無能揃い。

んで。まだまだ続く佐藤雅美ワールド、今回は公事宿っつー行政書士事務所兼旅館を舞台にした長編。宿の主人が民事裁判を助けてあげる話で、ちょっとミステリー調。公事訴訟の手続きや法律の考証についてはリアル志向で非常に細かい。このへんはいい感じ。でも、やっぱりキャラに魅力がない。TalkTipid同様、致命的。

直木賞受賞作でこれかー。盛り上がらないなー。キツいなー。

■2012年08月27日 [書籍の類]
劇盗二代目日本左衛門 八州廻り桑山十兵衛
  • 佐藤雅美
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

Plug N' Talk終了でフィリピンからのSMSを受け取れなくなったのでSIMフリー端末を購入。UMTS 2.1GHz対応の出来るだけ安いヤツということでHUAWEI IDEOS X3をゲト。SMS受信専用で家に置きっぱだけど、とにかくスマホデビューに成功。

んで。引き続き桑山十兵衛の田舎巡りシリーズ。第3巻は二代目日本左衛門を捕まえるのかと思いきや相手にもされずに逃げられた。それ以外の話もイマイチ。いつもそこまでの展開をぶった切るような解決方法で、どうにも無粋でスッキリしない。キャラの魅力のなさと相まって、もうどこで楽しめばいいのやら皆目わからん状態。文章も好きになれない。

佐藤雅美は、どうも俺に合ってない様子。ツラい。

■2012年08月22日 [書籍の類]
殺された道案内 八州廻り桑山十兵衛
  • 佐藤雅美
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

知り合いからテレビをもらったよ。アクオスの32型。これでウチもついに液晶デビュー! 今までのブラウン管が36型だったから画面サイズ的には退化だが気にしない。

んで。引き続き不安の残る佐藤雅美。今回は桑山十兵衛とかいうシリーズの、なぜかいきなり第2巻。八州廻り、正式には関東取締出役というらしいが、とにかく悪い子を探しながら関東の田舎を巡回する人の話だ。お役所のシステムとか世界観の描写は細かくていいんだけど、登場する全てのキャラに魅力がない。それも致命的なレベルで。これじゃ盛り上がらない。

第1巻から読めば違ったのかなぁ。変わらないかなぁ。

■2012年08月17日 [書籍の類]
影帳 半次捕物控
  • 佐藤雅美
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

竹島で領土侵犯した上に天皇陛下に土下座を求めるとか……もう明確に敵対行為だし、国交断絶待ったなし。戦争でもいい。日本は困らん。下朝鮮に制裁を!

んで。貰い物シリーズ後半戦の時代物ラッシュ、今回は佐藤雅美に初挑戦。なんだかピリッとしない岡っ引きの半次がピリッとしないまま謎を解決した長編。江戸の風俗とか八丁堀のシステムが細かいところまで描かれていたのはGood。でもストーリーそのものは考えすぎというか作り込みすぎてイマイチ。文章も独りよがりで引き込まれず。

まだ佐藤雅美は何冊か残ってるのに、立ち上がりからこれじゃ不安が募るぜ。

■2012年08月08日 [書籍の類]
椿山
  • 乙川優三郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

オリンピックはチョンコのせいで品位を下げてるなー。もう下鮮人は世界大会出場禁止にしようぜ。態度もエラも見苦しい。なんか臭いし。

んで。時代物ラッシュは再びの乙川優三郎で、今回のは短編3本+中編1本という構成。この人の書く話は、相変わらず読み終わった後になんだかモヤモヤする。ソフトフォーカスがかかったピリッとしないラストがどうにも好きになれなくてなぁ。こういう妙な余韻を残されるの嫌いなんだよなぁ。

短編だからこそ、もっとソリッドに書き切ってほしいところ。それが漢ってもんよ。

■2012年08月06日 [書籍の類]
五年の梅
  • 乙川優三郎
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

タケカワヒデユキってすごいよな。あんな冴えない小太りオッサンがいい声しすぎだろ。なんてことをYoutubeでゴダイゴ見て思った。

んで。時代物ラッシュ、今回は乙川優三郎に初挑戦。短編が5本入ってて、人生に下手こいた→やり直そう→しっとりと〆。が基本パターン。10歩下がって1歩進むような話ばっかりだったぜ。つまらないことはない。普通に読める。だけど、なんかモヤモヤするんだ。言うなればソリッド感に欠ける。もう少しエッジを効かせてほしかった(無茶)。

アラフォーにして、実は短編があまり好きじゃないことにようやく気がつき始めた。

■2012年08月01日 [書籍の類]
江戸の娘
  • 平岩弓枝
  • 角川文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

フィリピンSmart社のPlug N' Talkがサービス終了してしまった。電話もSMSもフィリピン国内と同じ料金で使えて便利だったのに……。これからどうしよう。

んで。処分シリーズもいよいよ残すところは時代物ばかりの嬉しい状況になったので、まずはウォームアップとして平岩弓枝の初期短編集からスタート。実在の人物とか事件をベースにした惚れた腫れたストーリーで、つまらなくはない。でもなんとなく平岩らしさというか趣に欠ける感じ。初期作品ということもあるんだろうけど、短編だと平岩の真骨頂たるキャラの魅力が発揮されない気がする。

でも全然OK問題ない。しばらく時代物ばかりと思えば、多少のことは許せるさ。