- 福井晴敏
- 文春文庫
- 古本
某案件で突如決まったスマホアプリ開発とサイトリニューアルの同時進行がのっぴきならない状態に。締め切りは今月末なんだぜ。毎日16時間くらい作業してるんだけど終わりが見えねぇ。
んで。中巻だけ見つからなくて数年寝かせてたんだけど、ようやく中巻をゲットしたので読めた。純粋培養戦士の若者と疲れ気味のおじさんコンビが、天下りした元ダイス幹部を狙ってテロり始めた元ダイス少年チームを追っかけるという福井感全開ストーリー。キーアイテムはTプラス改良版の「TPex」だし、ダイスの729SOFは如月行のIDナンバーを冠した部隊だし、こんなのアツいに決まってる。
これは今まで読んだ福井作品で一番面白い予感がする!
- 黒崎視音
- 徳間文庫
- 古本
平日禁酒の誓いを立てたばかりなんだけど、水曜日の時点で気が狂いそうになると判明したのでルール変更。水曜日と土日だけ飲んでいいことにする。中2日なら飲んでないのと一緒だろ。
んで。かなり前に読んで面白かった記憶がある『六機の特殊』の続編を見つけたので読んでみた。連続事件の黒幕「蒼白の仮面」を追ったら女子高生だった話。前巻に比べると新鮮味の面でちょっと落ちるけど、相変わらずハチャメチャで楽しく読めた。それよりチームが機動隊から独立して六機所属じゃなくなってたのがショックよ。“六機の特殊”のアイデンティティは何処?
そんな六機じゃない特殊だけど、また続編出してほしい。
- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 古本
デビューが近づくにつれて試運転してる西武40000系を見る機会が増えてきたが、なんかスーパー戦隊みたいな顔してて可愛くない。30000系スマイルトレイン(`・ᗜ・´)のほうが好き。
んで。歴史小説ラスボス、ここに完結! 大坂の陣が終わってから家康が死ぬまでの1年弱は政宗&忠輝コンビの動きが活発で、グダグダ続きだった話のラストを締めてくれた。忠輝が自由で素敵。主人公を持ち上げすぎたり、戦闘シーンを行間に葬ったりする荘八の悪癖に苦しめられたけど、それでも歴史小説界きっての大長編を制覇した達成感……俺は成し遂げたぜ!
そして読破した今だから言える。1年近くかけて読むほどのものじゃない。