- 佐藤隆介(編)
- 文春文庫
- 貰い物
先週撮ったCTの結果が出た。左腰の痛みだから膵臓かとドキドキしたけど、内臓に問題ナシ! 心配して損した! 結局ただの酷い腰痛ってことで整形外科で痛み止めの注射を打って解決した。
んで。奇特な鬼平犯科帳マニアが鬼平の小説内で料理が登場する場面を抜き出して、当時の食べ方やその背景などを研究解説した作。読んだだけで美味そうなものが多くて、自然と腹が減ってきた。唯一にして最大の問題は、冒頭に掲載されてた池波本人による語り下ろしとかいう駄文がこれ以上なく面白くなかったこと。これがなければ1つの作品として綺麗にまとまったのになぁ。
プロが書いたものに池波を付け足しちゃダメだ。
- 岡田真理
- 文春文庫
- 古本
このところ腰が痛い。胃腸の調子もよろしくないから腰痛の原因が内臓だったら嫌だなぁと思って医者に行ったら、ちゃんと調べてみようと言われて人生初のCTを撮られることに。超恐い。
んで。酔った勢いで予備自補に志願しちゃった女性ライターの体験談。もうね、陸スゴい。補なのに訓練がガチ。25km行進とかガス体験とか、どこぞの空じゃ現役でもやらないような訓練のオンパレード。こっちの同好会は予算不足で何年も実弾射撃すらないっつーのに。無理矢理ハイテンションな文章が痛々しい場面も多かったけど、謎の多い予備自補を取り上げた功績を讃えて拍手。
俺も補の技能で階級アップ狙えるか調べたら、受験資格なかった……。
- 福田和代
- 角川文庫
- 古本
数日前、CentOS7にXfceを入れてみようと思ってEPELでyumったら依存関係でダメだった。今日Bugzilla見たら修正レポートが上がってたから、やってみたら通ったー。さて、この後なにしよう。
んで。凝りもせずにまた自衛隊モノ。BMDシステムの能力を証明するためにF-2を強奪した元自衛官テロリストを止めに行く話。著者の頑張りはわかるんだけど、F-2(対艦番長)とBMD(弾道ミサイル防衛)はなんの関係もないと思うんだ。根幹の設定が成り立ってないから、なにをやっても空虚な感じなのは否めない。アイデアは面白いっちゃ面白いんだけど、いろいろ空回りだなー。
この本に限らず自衛隊小説の「自衛隊員」に興醒める。自衛官って書いて。
- 松浪和夫
- 徳間文庫
- 古本
俺のGWが終わっちまった。当初予定した9日間じゃ全然休み足りなくて急遽1週間延長したんだけど、それでも短すぎた。あぁー、働くの面倒くせーなー。誰か10億円くらいくれねーかなー。
んで。自衛隊モノっぽかったから読んでみたら、設定無茶苦茶、展開意味不明、キャラ魅力ゼロ、文章支離滅裂で、最初から最後までストレスしか感じないという恐ろしい本だった。特戦群に幹部しかいないとか、ペトリで対地攻撃なんていう妄想のオンパレードだし、途中ではぐれたはずの仲間が次の場面ではなんの説明もなく一緒に戦ってるし。突っ込まなくていい箇所を探すほうが難しいよ。
自費出版の間違いじゃないのか、これ。