- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
ムスッコに眼鏡を握り潰されたので、初めてowndaysに行ってみた。普段使いの安い眼鏡の他に、ずっとほしかった丸眼鏡をブルーライトカットレンズで作ってやったぜ。出来上がりが楽しみ。
んで。「新かわせみ」の第2巻は、俺の頭もだいぶ明治時代に馴染んできてサクサク読んでしまった。非常に気楽に読めて普通に面白いから娯楽小説としてはいいんだけどさ、主役の若者トリオが外人医師の弟子だったり法律の勉強してる探偵だったり女学校の生徒だったりするのは、ちょっと出来すぎだよなー。明治時代でこんなことしてるなんてスーパー上流階級じゃんか。
あと麻太郎と異母兄妹だって千春にバレたー。夢の近親カップル成立は無理かー。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
空自コスプレ大会から帰ってきた翌朝、すぐ近所に警察が集まってたからなにかと思ったら、親戚のおじさんが死んでたわ。自宅で突然死するとあんなに警察が来るのね。驚いた。
んで。久しぶりの「かわせみ」は新シリーズで明治時代になってた。いきなり東吾は行方不明になってるわ源三郎と七重が殺されてるわで頭がついていかなかったわ。そんな超展開の中、20代になった麻太郎、源太郎、花世の幼馴染み仲良しトリオが源三郎と七重の仇を討ったのでめでたしめでたしの新シリーズの第1巻だった。強制世代交代には驚いたけど、これはこれで面白い。
ただ、みんな大きくなっちゃってて圧倒的にロリ成分が足らんな。
- 萩原遼
- 文春文庫
- 古本
ふるさと納税というのをやってみようと思い立っていろいろ調べた結果、まずは和歌山県田辺市に寄付して梅干し4kgをもらってみることにした。どこにあるのかすら知らない自治体だけど。
んで。帰国運動で祖国に帰ったお友達が消えたから心配で行方を追ったら帰国運動の真実が見えてきた話。第30回大宅賞受賞作。北朝鮮の体制がかなり素敵でけっこう面白かった。でも自他共に認める“地上の楽園”だったわけだし、たぶん著者の勘違いだと思う。そりゃ楽園にも多少の苦労くらいはあるさ。みんな自分で考えて帰国を決めたんだから、他人がどうこう言うのはおこがましいよ。
まだ“地上の楽園”は健在だから、南北関係なくみんな帰ってくれないかな。