2017年08月 の日記
■2017年08月25日 [書籍の類]
炎立つ (弐) 燃える北天
  • 高橋克彦
  • 講談社文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★★

ホンダのモンキーをもらった。でも車庫にスペースがないので、動かなくなって久しいDio BAJAの処分を決心した。せめてヘッドライト周りだけは残しておこうと、泣きながら取り外した。

んで。蝦夷の聖典、第2巻はついに安倍の宿敵・源氏がオンステージ。やる気満々の朝廷が陸奥守に送り込んだ源頼義によって前九年の役、スタートです! そしたらいきなり永衡(バドミントンが得意)が裏切りを疑われたあげく殺されちゃって経清マジ激おこ。もうやってらんねーっつって安倍に走った場面がこの巻の見どころ。もともと強い安倍軍に経清が加わったんだから、この戦はこっちのもんよ。敗北を知りたい。

この勢いのまま安倍が陸奥を統一するんですね、わかります。

■2017年08月17日 [書籍の類]
炎立つ (壱) 北の埋み火
  • 高橋克彦
  • 講談社文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★★

今年は夏休みが短くて、気がつけばもう最終日。今日はたっぷり休もうと思ってたのに、なんかAmazonのアクセス制限がCAPTCHAじゃなくなってない? ああ、またツールを対応させなきゃ。

んで。未読の在庫が枯渇したので、読んダラ以前の既読の中から不朽の名作「炎立つ」をチョイス。過去に何度も読んでるんだけど、ここ20年くらいはご無沙汰だから細かい話はすっかり忘れてて、おかげでほぼ初めて読むくらいの新鮮な気持ち。そしたらいきなり面白い。貞任がTPOわきまえずに熱い。経清は使えない陸奥守にヘイト溜めてて見限る気満々。そして永衡は阿倍の娘に嫁に来ないか。これで勝つる!

ついでにNHK大河ドラマ版も見始めたんだけど、こっちは思い出よりも出来がよくなかった。

■2017年08月07日 [書籍の類]
生物と無生物のあいだ
  • 福岡伸一
  • 講談社現代新書
  • 古本
俺満足度:★★★★

前に訳あり粉ミルクを安く買えたことがあったんだけど、その後ずっと巡り会えなくて悲しい。今回買ったのも、お高い正規品だ。賞味期限切れでもなんでもいいから、安いのをくれ。

んで。手持ちの在庫が少なくなってきたので、長らく本棚にあったけどスルーしていた新書を手に取ってみた。話題になった本だったような記憶はあるんだけど、どうせ難しいんでしょう? と思ったら、これがまぁ、端的に言って、面白かった。超、面白かった。生物を生物たらしめているのは、自己複製と動的平衡。おお、しっくり来たー! 説明はわかりやすいし文章は上手い。もっと早く読めばよかったぜ。

検索したら今年になって続編っぽいのが出たっぽい。そっちも読んでみたい。