読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年01月15日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (1) アフリカ篇・上
- [著] 山崎豊子
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:★★☆☆☆
週末はスパゲティ食ってネット見て読書。嗚呼、至福かな。週末が土日だけというのは人権侵害なので増やしてほしい。
んで。引き続き山崎豊子。会社に睨まれて僻地に飛ばされまくる男のサラリーマン人生を面白おかしく書いた感じ。第1巻では労組活動を張り切りすぎた主人公の恩地クンが中近東アフリカ懲罰人事の旅に出発。「アカのレッテルを貼られ」なんて、さも事実無根みたいな書き方してるけど、恩地のモデルになった小倉寛太郎ってバキバキの共産党支持者だったんだよな。間違いなくアカじゃん。この先どんなに冷遇されてもアカだから当然としか思えないよ。
それにしても驚くほどアカ贔屓の小説だ。山崎豊子ってアカか?