読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年01月19日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (3) 御巣鷹山篇
- [著] 山崎豊子
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:★★★★☆
この世で一番仕事が嫌い。そんな俺が心のバランスを辛うじて保っていられるのは昼休みのおかげ。飯食ってる時間なんてないぜ。ドトールでひたすら読書だ。
んで。123便が墜ちた。これまでの登場人物はモデルがいるとはいえフィクションだったけど、123便の被害者&遺族には実名の方がいる。河口さんの「パパは本当に残念だ」の遺書なんか涙で滲んで読めません。赤色サラリーマン左遷物語と半官半民癒着物語に終始してる『沈まぬ太陽』だけど、この巻は単独で読めた。むしろこの巻以外は要らない。俺の中で物語は完結を迎えた。
そういえば今日、A380のお披露目があったね。最大800席超だそうだ。エアバスだけに123便を超える日も遠くない?