- [著] 高橋延清
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★★★☆☆
イデオロギーから離れたら途端にペースが上がった。久しぶりに読書の楽しさを感じる今日のこの頃。
んで。流れのまま自然物。富士の樹海の秘密でも暴くのかと思ったら全然違って、東大の北海道演習林で活躍した森林学者のエッセイだった。基本的にエッセイは大嫌いなんだけど、これはなかなかの良書。森の木々や動物への愛に満ち溢れていた。
奥付の著者紹介で知ったんだが、高橋克彦の伯父さんなのだそうだ。お兄さんの高橋喜平は氷雪研究の権威だというし、なんだかスゴいな高橋家。