- 日経サイエンス
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで今月号はトップ記事「自己抗体で病気を予測する」から医学・分子生物学系のネタが続いてツラかった。興味ないし。「ディーゼル車をクリーンに」「ダムを自然に戻すには」がかろうじて読めたくらいで、他は壊滅に近い。このままじゃ科学を嫌いになりそう。
乗り換える雑誌が見つからなくて悩んでいたが、単純に買うのをやめればいいことに思い至った。もうやめたーって思ったら、なんか急に目の前が明るくなったよ。
- アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ/藤井留美(訳)
- 主婦の友社
- 貰い物
昼過ぎに起きて軽く在宅の仕事をしてビール飲んで飯食って本読んで寝る毎日。外気に触れてないな。
んで。科学物と思わしきかつてのベストセラー。男女の違いの一般的傾向を認識してみんな幸せになろうという話。男と女が生物学的に違うのは厳然たる事実なので異論はない。笑い所も多くて楽しく読めた。翻訳上手い。ジェンダーフリーがいかに不細工なオバサンの戯言か差別と差異を混同しているかがよくわかった。
男は物を立体的に捉える能力が高いんだって。虹板の繁栄はその能力のおかげか。うむ、納得できる。
- 柳澤桂子
- 集英社文庫
- 古本
盛り上がってまいりました! このところ家から1歩も出ていないので生活になんの変化もありません。
んで。なんとなく自然科学なエッセイ。著者は謎の精神病で30年くらい苦しんだという元研究者。そういうわけで生命科学寄りのネタが多かったんだけど、ぶっちゃけ浅すぎてつまらなかった。かろうじて読めたのは遺伝子に関するところだけで、他は軽い問題提起や理想論ばかり。生命の不思議なんて全く感じられなかった。文章力にも問題あり。
集英社文庫のハズレ率の高さは奇跡に近い。
- 高橋延清
- 講談社文庫
- 古本
イデオロギーから離れたら途端にペースが上がった。久しぶりに読書の楽しさを感じる今日のこの頃。
んで。流れのまま自然物。富士の樹海の秘密でも暴くのかと思ったら全然違って、東大の北海道演習林で活躍した森林学者のエッセイだった。基本的にエッセイは大嫌いなんだけど、これはなかなかの良書。森の木々や動物への愛に満ち溢れていた。
奥付の著者紹介で知ったんだが、高橋克彦の伯父さんなのだそうだ。お兄さんの高橋喜平は氷雪研究の権威だというし、なんだかスゴいな高橋家。
- 梅沢定彦
- 所沢文化幼稚園
- 古本
休みに入って3週間が経過。自堕落放題の幸せな日々。
んで。イデオロギーはもうお腹一杯なので方向性を変えて所沢文化幼稚園の園長が書いた地元の自然の話。自然観察園(たしか荒幡のほうにある)の取り組みと、それに関連して武蔵野の自然についての話で、けっこう感銘を受けてしまった。この園長は昔から自然道楽で有名だったが、ここまで徹底してれば立派だと思う。郷土資料としても一級品。
ちょこっと出てきた弁天池、たまに通りかかると誰もいないんだよなぁ。俺がガキの頃はザリガニ釣りで毎日大賑わいだったものだが。子供たちは何処へ?
- 稲垣武
- 文春文庫
- 古本
恥ずかしいから秘密にしてきたが、ニコニコ動画β以来とかちヘビーローテ。もう惨事のアイドルは要らん。DK96もあの世で喜んでいることだろう。
んで。飽きた飽きたと言いながらまたイデオロギー物。前作『朝日新聞血風録』で朝日の内情を暴露した著者が、今度は進歩的文化人の犯罪的な大嘘を徹底検証。なにせ出てくるのが魯鈍な連中ばかりだからイライラしたが、著者の辛辣な表現はけっこう面白かった。
それにしても「進歩的文化人」なんて言い始めたのは誰だ。嫌味か?
- 扶桑社
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで特集は「防衛大学校」。先日、防大に転勤してきた友達と飲んだばかりなので俺的にタイムリーなネタではあった。でも興味ないし、“みんなガンガレ”くらいしか言いようがない。先月号から始まった提灯記事「技本レポート」は、写真がよかった。写真だけ。P-XはどうでもいいけどC-Xは格好いいなー。C-1、CH-47、YS-11で運ばれたことはあるので、そのうちC-Xでも運ばれてみたい。あ、その前に130か。
それにしても面白い記事がない。どうしよう。
- 稲垣武
- 文春文庫
- 古本
家の前を流れる川に、なぜかカワセミのつがいがいた。記念に安物デジカメで撮ってみたんだけど芥子粒くらいにしか写ってなかった。ちぇ。
んで。まだイデオロギー物が終わらない。著者は元朝日の中の人で、社内の偏向の激しさに嫌気が差してこういう本を書いてみたらしい。プロパガンダのためなら真実など一切気にしない朝日新聞の姿が、実名と具体例を挙げて紹介されていた。さすが朝日。アカヒの名に恥じぬ活動ぶり。朝日新聞なんて絶対に読まないからどうでもいいけど。
そんなことよりイデオロギー飽きた。
- 畑健二郎
- 小学館
お前…あん! バカ!! そんなとこさわって…ん…!! やぁあん!! ちょ!! 首に息が…んっ!! んああ~…!!
(13才のお嬢さまがロリ尻をまさぐられロリ首に息を吹きかけられてロリ身悶えしながら。)
久しぶり。このところ心洗われることがなくて鬱々とした日々を送っていたよ。そんな荒んだハートを優しく癒してくれたのはアニメ大ヒット放映中(嫌味ではない)のナギタソだった。アニメ化される作品は包容力が違うんだ。やっぱロリだよ、ロリ。
だって13才の…尻が…ロリで……首が…ロリで…んああ~って……ロ、ロリっ娘超好きだぁぁぁ! ああぁ、ナギタソ…ナギタソ……悶え絶対領域うっ(;´Д`)ハァハァ
- 小林多喜二
- 新潮文庫
- 古本
受け入れ試験やらなんやらでフル回転していたら今契約も残すところ10時間。その後は春休みだ。半年くらい休むかな。
んで。共産党つながりのプロレタリア文学で攻めてみた。タイトルの通り「蟹工船」と「党生活者」の2本。前者はカニ母船の仕事がキツいからストを決行したけど直後に鎮圧されたタコ部屋労働者の話。後者は当局に怯えながらも日がなアジビラ作りや街頭連絡にエネルギーを費やす無職男の話。どっちも予想外に読みやすかったけど、驚くほど無意味。ろくに仕事しないくせに文句だけは一人前というあたりが、まさに無産者。
筒井康隆の「蟹甲癬」とは比べるべくもない。当たり前か。