読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2013年03月22日 [書籍の類]
おごそかな渇き
- [著] 山本周五郎
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:★★★☆☆
所沢駅に東急の車輌が入ってくるようになってなんか気持ち悪い。油断してると横浜まで連れてかれちゃうから居眠りにも緊張感ですよ。もう相互乗り入れ止めれ。
んで。引き続き山本周五郎、今回はジャンルいろいろ短編集。悲しい話は好きじゃないから、ほのぼのした「あだこ」が好評価。働き者で津軽弁の美少女なんてやり方が汚い。俺好みすぎる。次点には家族モノの「かあちゃん」を推そう。江戸時代モノが比較的安定なのに比べて、その他の時代はイマイチな。平安モノの「もののけ」、絶筆になった現代モノの表題作ともに面白くもなんともなし。落差激しい。
周五郎は江戸時代だけ書いてくれればヨシ。