読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2013年03月29日 [書籍の類]
つゆのひぬま
- [著] 山本周五郎
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:★★☆☆☆
アサリたっぷりのスパゲティを作った。ボンゴレ的な。ボンゴレ初体験の妻は美味い美味いと言いつつ、おもむろにボンゴレをおかずに白飯を……それは俺には無理だ。
んで。再び山本周五郎、今回もとりとめのない短編集。出色だったのは「おしゃべり物語」。こっけいモノ好きな俺にはバッチリで、痛快なラストもスッキリよ。それ以外の江戸時代モノはちょっと小粒でこれというのはなかったけど、比較的安定のクオリティ。対して平安朝モノ「大納言狐」のつまらないこと。さらに現代モノ「陽気な客」に関しては才能の欠片すらない。
江戸時代以外は全く魅力がないので、別に分けておいてくれないかね。