読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2015年08月28日 [書籍の類]
剣客商売 (12) 十番斬り
- [著] 池波正太郎
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 手持ち
- 俺満足度:★☆☆☆☆
いずも型の2番艦が「かが」と命名されてとっても感激。この流れで「あかぎ」復活を信じていいの? 一航戦再結成を期待していいの? こうなると、なんで「そうりゅう」を潜水艦にしちゃったかなぁ。
んで。引き続き時代物ラノベ第12巻。大治郎も三冬さんも存在感がますます希薄になって、ただただ小兵衛が超人ぶりを発揮するだけの話が延々と繰り返されるマンネリ街道一直線の一冊だった。これで飽きないほうがおかしい。キャラの魅力だけで成り立ってた小説なのに、そのキャラから魅力がどんどん失われているのがハッキリわかっちゃう。これはもうダメだね。どう考えてもつまらんもん。
ページの下半分真っ白なスタイルを貫く池波イズムのおかげで読むのは楽だけど、空虚。