読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2015年10月20日 [書籍の類]
仕掛人・藤枝梅安 (7) 梅安冬時雨
- [著] 池波正太郎
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
弟が勤めてる某市役所が広報誌に漫画を掲載したいってことで、友達のツテを頼って漫画家を紹介中。公募型式だから結果はわからんが、せっかくだから紹介した人が採用されますように。
んで。仕掛人の最終巻は、相変わらずネタ切れ風味の長編。白子屋の残党との戦いがクライマックスに突入しようかというところで作者死亡。ぶっちゃけ続きなんて気にならないんだけど、どうせなら書き終えて死ねと思った。そして残ったページは対談。社会経験の乏しさか、それともただの老害の妄言か、いつもながら池波の対談は薄っぺらくてどうにもならん。
これで大作家と呼ばれていたんだから、悲しむべきは当時の娯楽の少なさよ。