読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2015年10月19日 [書籍の類]

仕掛人・藤枝梅安 (6) 梅安影法師

  • [著] 池波正太郎
  • [刊] 講談社文庫
  • [入手経路] 貰い物
  • 俺満足度:☆☆☆☆

久々に山田うどん。俺はかき揚げ丼セット、妻(臓物好き)はパンチ定食というお決まりの注文で満足した。うどんが妙に落ち着く味なのは、きっと舌が給食のソフト麺を覚えているんだ。

んで。仕掛人の第6巻はまた長編。ネタ切れだからしょうがないね。大阪白子屋の残党を撃退しながら知り合いの薬種問屋敬養堂店主清助を仕掛けから守る梅安先生、仕掛人なのに長いこと仕掛けの仕事してないねぇ。絶対絶命のピンチに陥るたびに偶然の助けが入るご都合展開ばかりで安易に過ぎる。惰性で読めなくはないんだけど、とかく安っぽい。

白子屋をやっつけたところで完結させたほうが間違いなく綺麗だったな。