読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2016年04月12日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (23) 特別長編 炎の色
- [著] 池波正太郎
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 手持ち
- 俺満足度:★☆☆☆☆
今日は神保町の本屋で臨時の店番。昼過ぎから中座して汐留にある某テレビ局で会議に出席。その後また神保町に戻って店番の続き。仕事内容が違いすぎて頭の切り替えが追いつかない。とても疲れた。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第23巻は、唐突展開でとても面白いとは言えない短編1本を挟んでまた長編ときた。これがネタも気力も枯れ果てたような逃げの長編で、前巻とは打って変わって水増し文章とご都合主義の乱れ打ちという酷い出来なんだけど、シリーズ終盤(人生も終盤)といったらこういう長編こそが池波の風物詩だなぁ、と思うと趣きが感じられる。かも。
もう次で終わりだからなんでもいいや。あと1冊読んで解放されるんだ!