書籍の類 読むの飽きてきた
■2012年06月04日 [書籍の類]
教養論 大人の知性教えます
  • 鷲田小彌太
  • PHP文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

オウムの菊地直子が今頃になって出てきたとか。ここまで逃げてたなら最後まで逃げ切れよ根性なしが。どうせ真相解明には繋がらないだろうし、さっくり死刑で。

んで。教養について書いたってことなんだけど、ただの雑学&エッセイだったよ。まぁ、それがこの人の言う教養だとしたら教養なんだろうけど、俺にはそう思えないし、間違いなくなんの役にも立たない。司馬遼太郎の小説が池波正太郎より「知恵がつく」なんて書いちゃうくらいだから、そのレベル推して知るべし。

これが「大人の知性」だとしたら、たいていの人は普通に生きてればクリアってことよ。意味ねー。

■2012年06月01日 [書籍の類]
ディーゼルエンジンの挑戦 世界を凌駕した日本の技術者達の軌跡
  • 鈴木孝
  • 三樹書房
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

東電、超大赤字国有企業のくせに給料アップだと? 利用者を舐めるのもいい加減にしろよ。電力自由化早く!

んで。掟破りの平行読みで読了したのは店から借りてきた単行本。日野自動車の元副社長によるエンジン開発の思い出話。戦前から平成まで、駆け足だけど日野の歩みが凝縮されててなかなか面白かった。専門用語はよくわからんが、文章は下手じゃないし写真も多いからスラスラ読めたよ。著者自身によるイラストも妙な味があっていい感じ。

パリダカでのカミオン総合1~3位独占以来、トラックを買う時が来たら日野レンジャーにしようと決めている。がんばれ日野。

■2012年05月30日 [書籍の類]
自分のこころをどう探るか 自己分析と他者分析
  • 岸田秀、町沢静夫
  • 集英社文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

通販の注文が半日以上にわたってゼロ。ああ、これは安定のAmazonクオリティによるシステム障害だ。いつもながらAmazonのSEの素人仕事には泣かされる。

んで。元うつ病(自称)の心理学者と精神科医によるうつ病についての対談。母親によるダブルバインド? 強迫神経症? そんなのみんな自分の力で乗り越えるもんだろが。対談という時点でクソつまらんというのに、内容が輪をかけてつまらなくてうつ病になりそう。

うつ病は甘え。もしくはただの社会不適合者。

■2012年05月26日 [書籍の類]
ものぐさ箸やすめ アメリカと日本、男と女を精神分析する
  • 岸田秀
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

初めて自分でビグスクのオイル交換。外しやすいけど車体下面にオイルがたれる横向きドレンボルト、1.1Lという中途半端な交換量、そして微妙な位置の注入口…ビグスクェ…。

んで。精神分析のための分析という雰囲気で、どうにも的外れな考えが多い。うがち過ぎで納得できないことばかり。人の心なんて、もっとシンプルだと思うんだよな。結局のところ自分の利益になるかどうかで決まっちゃわないか。それをうがちにうがってそれっぽいことをひねり出す精神分析。嘘臭くて大嫌い。

貰い物の資源ごみシリーズつらいよ。たまには面白い本を読みたいよ。

■2012年05月21日 [書籍の類]
ふき寄せ雑文集
  • 岸田秀
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

どうせ早起きして妻を駅まで送るので、ついでに話題の金環日食を見てみようかな、と思ってたのにすっかり忘れて二度寝した。次回は忘れないようにしよう(2312年4月8日)。

んで。精神分析学者のエッセイ。タイトルに偽りなく、本当にふき寄せた雑文に過ぎなくて全然響かない。ただ、精神分析が「下司の後知恵」だと明言していたところだけは認める。自分でそれがわかってるだけ偉い偉い。精神分析なんて学者の勝手な願望で後から理由をつけるだけだもんね。

精神分析ってのは、こじつけ臭くてどうにも苦手だわ。

■2012年05月14日 [書籍の類]
嫉妬の時代
  • 岸田秀
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

バイクの走行距離が5,000kmを超えたのでオイル交換の季節。メーカー推奨はウルトラS9になってるけど、安いE1で十分と判断して注文完了。届くのを待つ。

んで。昭和時代の精神分析。ロス疑惑、戸塚ヨットスクール、豊田商事、積木くずし、鹿川君といった事件をとにかく嫉妬で説明しようとして豪快に滑ってた。分析自体の説得力のなさもさることながら、そもそもネタが古すぎて興味ない。鹿川君って誰だよ。つまらねぇ。

こういうのは嫉妬よりも祭りで説明したほうが納得できるだろ。みんな自分に関係ないところで起こる騒動が大好きなんだよ。

■2012年05月09日 [書籍の類]
まともな人
  • 養老孟司
  • 中公新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

行ってきました那須ツーリング、下道往復400km。初の中距離タンデムで俺は超楽しかったが、後席の妻は終盤ぐったりしていた。

んで。また養老孟司の物の見方。この人、別に変なことを言ってるわけじゃないし、言わんとしていることは十分にわかるんだけど、そこに大した意味がないところに問題がある。毒にも薬にもならないというか、改めて読むまでもないというか、要するにつまらん。なにかと脳の認識で片付けちゃうのも逃げてるようにしか見えない。

どんな層に需要があるのかさっぱりわからん。

■2012年05月01日 [書籍の類]
養老孟司の<逆さメガネ>
  • 養老孟司
  • PHP現代新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

明日から那須の別荘に行くつもり。電車だバスだ調べたんだけど、やっぱりバイクで下道が断トツに安い。ガソリン代だけだから片道1,000円かからん。決まりだな。

教育論に絡めて常識に凝り固まらず、たまには世の中を疑ってかかってみようって話なんだけど、まぁ詭弁と屁理屈が多くてなぁ。大層なことを言ってるようで、実はそんなに意味のあることは言ってない。バカは騙されるんだろうけどさ。

常に他人のことなど気にせず自分が一番の俺には必要ない本だった。俺に必要なのはむしろ<普通のメガネ>か。

■2012年04月30日 [書籍の類]
頭がいい人、悪い人の話し方
  • 樋口裕一
  • PHP新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

ゴールデンウィーーーーク。今日、明日と通販の発送やったら、その後は5日間しっかり休むよ。

んで。頭の良し悪しで話し方が違うという内容だと思った? 頭のいい人の話し方がわかると思った? ぶっぶー不正解。正解は、著者が考えた頭の悪いヤツの話し方を並べただけの本。誰でも1つくらいは当てはまっちゃうよ。さらに「頭のいい人の話し方」が一切出てこないのもポイント高いぜ。こんだけなんの役にも立たない本も珍しいレベル。

著者の話し方を聞いたことはないが、文章を読む限り、ものすごく頭悪そう。

■2012年04月27日 [書籍の類]
悪女入門 ファム・ファタル恋愛論
  • 鹿島茂
  • 講談社現代新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

ホンダからCRF250L発表キタ! タイ工場での生産らしいから品質が気になるけど、XR250以来のフルサイズに興味津々。BAJA出たらすぐ買うよBAJA出してよBAJA!

んで。悪女についての入門編、と思わせておいて実はただのフランス文学紹介本。「ファム・ファタル」はフランス語で運命の女とか、男を破滅させる魔性の女、的な意味の言葉らしいが聞いたことも興味もない。そんで小説に出てくる悪女がどう悪女なのかを解説してくれてますます興味ない。だって所詮は小説の登場人物だよ?

お前、ファム・ファタルって言いたいだけちゃうんかと。