- 小松秀樹
- 新潮新書
- 貰い物
御茶電仲間のTK&ぼみッコが結婚! これから二次会だけ参加してくるよー。みんなにウチの新妻も紹介できて一石二鳥。
んで。医者に完璧を求めすぎ、これじゃ誰も医者にならない、という医療現場の叫びというか愚痴。いろいろ要望を書いてたけど、まともな日本人なら、最善を尽くした結果であれば医療事故が起きても責めないんじゃないかなぁ。結局は人同士の信頼の問題じゃね? 逆に、信頼できない医者が事故った時はとことん追い込むべき。戒めだもの。患者から信頼されない医者は淘汰され、医者を信用できない患者は病院に行かない。そうなれば、みんな幸せ自己責任。
それでも崩壊するような医療体制なら、崩壊すればいいのさ。
- 小此木啓吾
- 新潮文庫
- 貰い物
ニュージーランドって地震国なのね。オーストラリアでは一度も経験しなかったから、オセアニアには地震がないのかと思ってた。
んで。40代50代ってね、会社での立場とか家族との関係とか、そういう環境が大きく変わりがちな年頃なんだって。で、そのストレスで心を病んじゃう人が多いんだって。そんな中高年に心の健康をアドバイスしてくれる本なんだ。なるほど、これぞまさに30代、自営業、若い娘と結婚したばかりの俺が必要としていた本、デスカ?
まぁいいや。世の中高年が苦しんでると思うと気分がいい。
- 高田明和
- 講談社+α文庫
- 貰い物
今まで通販の発送は全て独りでやってたけど、2人で作業すると超楽チン。妻だから人件費かからないし、この結婚は正解。
んで。心が健全なら身体も健康な話で普通に納得できた。でも個人的に面白かったのは本題以外の部分。眉唾なホメオパシーとか、色覚異常が皇室を騒がせた宮中某重大事件、ヨーロッパ王室の血友病とか、そういう事件沙汰なネタはいいね。あと共感覚ってのが意味わからなくていい感じ。音聞くと色が見えるとか何者だよ。
要するにアレだ。明るく楽しく笑って生きてればいいってことなら俺死ぬ気がしねぇ。
- 松井孝典/南伸坊
- ちくまプリマー新書
- 貰い物
この週末は通販が絶好調。忙しかったけど儲けのことを考えると疲れも吹っ飛ぶぜ。いつもこうならいいのになー。
んで。科学的思考によるオカルト否定本。その方向性は正しい。圧倒的に正しい。聞き役の南伸坊にも理解できるレベルの話だから、かなりわかりやすい。わかりやすすぎて物足りないとも言える。その南伸坊はほとんど相槌を打ってるだけなので、果たして対談の意味があったのかどうか疑問。ってゆーか対談に意味などない。価値もない。
対談撲滅希望。
- 立花隆/利根川進
- 文春文庫
- 貰い物
祖母が天に召された。享年えーと90くらい? ずっと隣の家に住んでたけどあんま好きじゃなかったから別にいいや。
んで。立花隆が利根川博士にいろいろ聞いてみた感じ。DNAがどーして遺伝子がこーした、という話だったよ。電気泳動とか制限酵素を使ったハイブリダイゼーションといった実験手法には感心したけど、それ以外は特に面白くもなく。だって対談なんだもん。立花隆もうちょっと仕事しろ。
対談という時点でもうダメ。疲れた。
- 安斎育郎
- ちくま文庫
- 貰い物
市役所で妻の外国人登録証明書、通称“エイリアンカード”を受け取ってきた。国保は入ったし、次の手続きはなんだ?
んで。超常現象が流行ってるけどそれってマズくない? というお話。科学が万能ではないとわかった上で、科学で考えるべき事象を科学的に考える意味を丁寧に解説。非常に納得できた。疑問も持たずにオカルトを信じちゃう思考停止した連中がこういうバカに騙されるからね。
ただ、一つだけ著者に言いたい。科学はすべからく万能たるべきだ。
- 飯田史彦
- PHP文庫
- 貰い物
週末、学生時代の友達の家で夫婦同伴のホームパーチーしてきた。結婚するとこういう機会もあるのだな。新鮮だ。
んで。恐ろしい本に出会ってしまった。生まれ変わりは科学的に証明された、今世をよく生きれば来世も幸せ! というイスラム原理主義者ばりのキチガイ感全開な一冊。ポイントは、生まれ変わりの証拠として繰り返し紹介される研究がなにも証明してないという事実。退行催眠中の発言が科学的証拠になるかバカw 気持ち悪くなりたい人には自信を持ってオススメ。
福島大学助教授だった著者は今、スピリチュアルな研究所を立ち上げてカウンセリングで食ってるみたい。ウソを信じる人間を集める段階が終わって、吸い上げに入ったんだね。教科書に載せたいほど見事な霊感商法だ。
- 立元幸治
- ちくま新書
- 貰い物
週末、20ン年ぶりで西武園へ行ってきた。60周年記念で1日券が600円だったもんでな。妻を騙してループスクリューコースターに乗せたりして面白かった。SSWどこー?
んで。まだ心に振り回される。今回は中高年の心が出家するらしいよ。金のことだけ考えて生きてきた中高年に、心が充実したセカンドライフを過ごすようなアドバイス的な感じ? 俺にはこれっぽっちも必要ないから内容はどうでもいいとして、昔の人の言葉からの引用が多い。超多い。自分の言葉で書けよ。
こんな本にすがらなきゃいけない中高年って、どんだけ寂しい人生を送ってきたんだか。まぁ、自業自得だからいいけど。
- 袰岩奈々
- 集英社新書
- 貰い物
妻が来日してから、仕事もプライベートもずっと一緒に行動してる。こういうところが自営業の強みだな。早く日本に慣れなさい。
んで。未だに心理学の流れを断ち切れず。今回はカウンセラーによる心のトレーニングとかなんとか。人間関係が希釈になった現代社会では大人も子供も感情をコントロール出来なくなってるんだってさ。うん、ウソ臭い。子供と会話する時はこうしましょう、なんていうマニュアルを出してくるのも気に食わない。人それぞれでいいじゃん。全体主義者か?
カウンセラーは、こうして火のないところに煙を立てて自分の商売のネタを自ら作り出すのだった。
- 小沢牧子
- 新書y
- 貰い物
そろそろ死にそうな祖母の面倒を見るため両親が我が家に滞在中。新妻との初対面は好評のうちに終了したのでひとまず安心。嫁ってより孫みたい。
んで。ユングな流れのままにそういう関連の本。こんなタイトルだからきっと心理学を否定しているに違いないと期待して読んでみたらそうでもなかった。臨床心理学が商品化されてる現状や、カウンセリングをマンセーする社会の流れがイクナイというだけで、心理学そのものを否定するわけじゃないのね。納得いかぬ。
心理学なんてオカルトだよ。科学として成立しないんだよ。まずそれをわかれ。