- 河合隼雄/松岡和子
- 新潮文庫
- 貰い物
あけよろ。新妻、年末に無事来日。以来ずっと凍えてる。熱帯の島の原住民がいきなり真冬の日本だからな。しかし俺にはどうにもできん。諦めろ。日本では毎年こうなのだ。
んで。心理学者とよくわからない人によるなにか。シェイクスピア、心理学、対談。これほどまでに興味のない組み合わせが存在しようとは……恐ろしい世の中だぜ。どこからどう読んだって面白いわけないじゃん。ダメに決まってるじゃん。
これ何度でも言わせてもらうけどね、対談をわざわざ文字に起こすな。
- 河合隼雄/大牟田雄三
- 講談社+α文庫
- 貰い物
ちょっとフィリピンに行ってまいります。今回は新妻を持ち帰るだけが目的なので10泊11日の短期滞在。直行便だから楽だなー。
んで。まだ心理学者。今回はウソばかりのエッセイ。ウソツキクラブなる組織は架空だし、もう一人の著者である大牟田某というのも架空の存在。それがユーモアだと思い込んじゃってるセンスについていけない。こういうのは“面白い”ではなく“くだらない”って言うんだ。もちろん悪い意味で。あまりの内容のなさから数時間で読み終えられた点は評価できるが。
それどころじゃないんだった。フィリピン行かなきゃ。それでは皆様ごきげんよう。うわ、寒っ。
- 河合隼雄
- 朝日文芸文庫
- 貰い物
いよいよ明日、フィリピンに出発。新妻を連れてくる大事な渡航だが、まだ準備が終わってない。というか始めてもいない。パスポートとチケットだけでいいのか。他に書類は要らないんだっけか。ドキドキしてきた。
んで。また心理学者のエッセイ。何冊あるんだよ勘弁してくれよ。えーとね、今回もショートエッセイで内容は著者のちょっとした思い出話。例によって例のごとく、なにも解決しない。なにも残らない。なんでもかんでもユングユング言われるよりはマシだけど、一体どういう読者層をターゲットにしてるんだろか。
この世に心理学で解決できることなどないという確信が深まる一方。
- 河合隼雄
- 新潮文庫
- 貰い物
新妻を連れてくるチケットをゲト。いつもはキャセイなんだけど、新妻のことを考えて初めてPALのセブ直行便を利用することに。出発は今週末だからバタバタだぜ。
んで。また心理学者のエッセイ。いい加減イヤになってるんだけど、ゆるーい内容のショートエッセイで読み終えやすかったからヨシとする。得意のユングユングもあんまり出てこなかった。ただまぁ、なにか問題が解決するわけでもなし、印象に残るでもなしで、役に立つとか面白いということは絶対にない。このへんが心理学者の限界。
そもそも、ストレスも葛藤もない健全な心を持つ人間に心理学など不要。そうでない人間にも不要だがな。
- 河合隼雄
- 講談社+α文庫
- 貰い物
ついに配偶者ビザ発給キタ! でも新妻単独での国際線は無理すぎる。成田空港で迷子とか言う以前に、恐らくセブ空港での出国手続きからして無理。連れて帰ってくることになるな。
んで。現代日本人が抱える心の問題への対処法だというエッセイ。俺も現代日本人なんだけど特に当てはまる話はなく、社会的な問題と言われても他人事だし、結果どうでもいい。なんでもかんでも“無意識”で語りがちだし、はいユングユングとしか。
そもそもね。心は脳内の化学反応なんだから、心を分析するんなら反応そのものを調べなきゃ始まらないと思うのよ。反応後の生成物だけを見てごちゃごちゃ言ってるだけの心理学に意味はあるの?
- 河合隼雄
- 岩波現代文庫
- 貰い物
ウチにある唯一のモバイルPC(dynabook SS SX)のHDDが遂に死亡。6年半よく頑張った。しかしリカバリ領域にもアクセス出来ねぇってことは、HDD載せ替えるだけじゃダメだな。どうすんのこれ。
んで。日本と世界の昔話を比べて、深層心理にこじつけた戯言。はいユングユング。昔話を地域なり類型なりで分類する意義はあると思うけど、そこから日本人の普遍的な深層心理とやらに持っていくのは強引すぎないか。心理学者の言い出すことは壮絶にくだらん。読んでて恥ずかしくなる。
面白かったのは資料として巻末に載ってた昔話だけ。本文は無価値。
- 河合隼雄
- 中公新書
- 貰い物
新妻に在留資格認定証明書をビザと引き替えてくるよう指示。新妻が過去に悪いことしてなければ、そんなに日数かからずにビザがもらえるはず……悪いことしてないんだろうな。
んで。心理学者による無意識の本。参考になるようなことも勉強になるようなことも興味深いことすらもなく、心理学者らしい見てきたような嘘八百。はいユングユング。心理学って論拠薄いよね。というか論拠皆無だよね。くだらん。
そういやこれ、飯能図書館のかえる文庫の本なんだよなー。返そうにも近くにないし、どうすりゃいいんだ。
- 古今亭志ん朝/齋藤明
- 河出文庫
- 貰い物
悩んだ結果、在留資格認定証明書はFedEXで送った。数グラムの書類のために送料4,092円! 高ぇ! が、フィリピンの住所もない場所にいる娘の元に届いた。それも翌日。スゲェぜFedEX。
んで。志ん朝による季節の小咄。けっこう面白いし、勉強にもなった。ただし。歳時記な体裁だけあって、けっこうな頻度で和歌短歌俳句詩が出てくる。こういうのを目にした途端に俺の機嫌が悪くなる。詩ってこの世に必要ないと思うんだ。狂歌、川柳は許す。
ま、証明書がちゃんと届いたからなんでもいいや。
- 山口瞳(著)/重松清(編)
- 新潮文庫
- 貰い物
申請から約2ヶ月、東京入管から簡易書留キター。審査通過で在留資格認定証明書ゲトー。あとはこれを新妻に届けなければならん。でも新妻のアパートには明確な住所がない。EMSで送るとPhilPostが見事に紛失してくれる自信がある。どうすっか。
んで。苦手の山口瞳、手持ちラスト。中年篇の傑作選と言われても選者が変わっただけで書いてる人間は同じだもんよ。理由はわからないがいけ好かない。よくわかんねーけど女みたいな名前を名乗ってんじゃねーぞ! という怒りが以下略。
こういうのを生理的にダメって言うんだろか。いやもうとにかくいけ好かない。
- リーダーズダイジェスト
- 貰い物
負けるなsengoku38。お前はなにも悪くない。むしろ誇っていい。
んで。大型本は通勤時に読めないからルール違反だけど並行読み。大昔に親の知り合いからもらった本の中の1冊だったような気がするが、昔すぎて詳細不明。当時小さかった俺は、挿絵や写真の不気味な雰囲気に恐怖を感じたものだった。懐かしや。今になって初めてちゃんと読んでみたら、案外しっかりと謎に挑んでいたよ。そうか、こういう本だったのか。どのネタも最後は無難に“今後の解明が期待”されてるだけだったけど、興味深い話も多かった。上出来。
30年近く前から家の本棚に鎮座していた本を読み終えて感無量。いや、俺はまだ18才だけどね。